女性性と伝統

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こんにちは~!
心と意識の世界から、
オンリーワンのライフワーク創りをナビゲートする

マインドタイプのもっちこと望月です。

最近、小さな町工場の新たな取り組みについて
よく話を聞きます。

先日も、無骨な鉄加工所の中で、

女性社員たちがグループを作って、
かんざしや、帯留めなどを作りだしているという
ことを聞きました。

僕がその話を聞いてやっぱり思ったのが
『想いが伝わってこない』ということでした。

それはイコール、売りにくいという事です。

確かに、ステンレス加工の高い技術があって
丈夫で軽い素材としての
新しい視点はありますが、

それが、既存の伝統的かんざしに勝るほどのものか
といわれるとかなり厳しいです。

しかも、『なぜ、かんざしなの?』というところが、

『金属のかんざしって珍しい、丈夫だし。キラキラしてかわいい』

というなんとも女性らしい答えです。

女性性の時代と言われるし、

女性の感性を活かしたモノ作りなんてよく言われていますが、

必要なのは、単純な『女性的な感覚』ではないんです。

大切なのは、自分たちのコアとなっている想いから発する
共感を生む想いですね。

『自分達にはこんな想いがあります。
だから、こんなものが必要なんじゃないかと思うんです。
そして私達にはそれを可能にするこんな技術があります。』

という、想いから発しなければなりません。

こんなモノや、こんな技術というのは、
あっという間に真似されてしまいますからね。
でも、自分たちの想いというのは絶対に真似できません。

過去の事実と経験の裏付けがあってこそ、
深みが増しますから、

ここは間違いなくワン&オンリーの世界観となります。

ここを見出すことでライフワークとなりますし、

マインドタイプでいうとセンターを整えるという感じです。

(マインドタイプの図で言うと中心の黄色い丸)

そこからマインドタイプの4つのエネルギーを高めていくことで
ライフワークが現実的な形になっていくワケですが、

4つのエネルギーは大きく、男性性エネルギーと女性性エネルギーとして
見ることが出来ます。

スキルや技術アップに繋がる論理性は男性性エネルギーです。

一方で、今重要視されている『感覚値』は女性性エネルギーです。

ただ、センターが整っていないと、
その女性性の感覚値はなんとなく『かわいい、きれい』といったものしか出てきません。

これでは、まだまだ自己満足的な世界です。

これをこのままマーケティングとして打ち出してしまうと、

「ね~かわいいでしょ?え~かわいいよ~絶対かわいいよ~」
みたいな、感覚の押し売りみたいになってしまいがちです。

単純な感覚値だけだと、
それは人によって大きく異なるので
既存のものと差別化できる程、大きなインパクトにならないんですね。

でも、センターの想いがあることで、
対象者が明確となり、その人の想いに共感したモノ作りとなります。

そのため、微妙にいろんなところが変わってきます。

この時の共感と、微妙なさじ加減
まさに『女性性』でないと分からないんです。

 

伝統を守るということは、末永く繁栄を願う道ですが、

そこには、
常に技術の向上を試みる男性性と、

その技術を人のために役立てる女性性が必要です。

そして、その二つのエネルギーを融合させるのが、
魂の想いでもあるセンターです。

まずは、センターを整えることで
新たな道が見えてきます。

そして、「このためなら、自分の一生を掛けられる」と
思えるくらいの活動が見えてきますよ。

本日も、お読みいただきまして

ありがとうございました。

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