こんにちは！

本当の自分が開花する潜在意識の心理学、
マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、こんなテーマが思い浮かびました。

『超人か？末人か？ニーチェの理想』
ということでお送りしていきます。

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●超人を目標に！
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僕ら世代が『超人』と聞くと、
キン肉マンを思い出すかもしれませんね。

今日はそんなムキムキの超人を目指すというお話、、

ではなく、(^^;)

哲学者ニーチェの予言と考えに
ついて触れていこうと思います。

ニーチェといえば『ツァラトゥストラかく語りき』が
代表作です。

この著作よりも、クラシックの方が有名かもしれませんね。
題名は知らなくても、冒頭部分は聞いたことがあるかと思います。
https://youtu.be/lXKox3LfO-Q

ニーチェの予言として２０世紀、２１世紀は
『ニヒリズムの時代』だということ述べています。

ニヒリズムとは、虚無主義と訳されますが、

『どうせ何をやっても無駄。自分なんてこんなもの。
世の中には価値のあるものなんてない。』
と、夢や希望を持てず、
ちょっとひねくれて自暴自棄になるような想いに
沈み込む思想のことです。

日本も、戦後復興からバブルまでは、
欧米に追いつき追い越せという気持ちが
国家の政策から人々の気持ちまで随分浸透していた時代ですが、

世界第２位の経済大国まで上がった後は、
国の方向性もよくわからず、
人々の生き方もよくわからず、

『高学歴を持つことが目標？』

『大企業や公務員に勤めることが幸せ？』

『お金を持つことが幸せっぽいけど本当にそう？』

と、みんなが抱くそれっぽい目標を持ってみても
しっくりこなくて、
個人的な目標や人生観を見失っていくことが起こっています。

そこから、
『何をやっても無駄なんじゃない』というニヒリズムを
心に抱えている人も、
やっぱり少なくない時代かもしれませんね。

このニヒリズムの中でまどろんでいくと、
ニーチェは『末人（まつじん）』になると言います。

末人とは、『楽がいい、冒険はしない、夢や憧れは持たない、
日々がなんとなく暮らせればいい』という人です。

それに対して、ニーチェは『いやいや、超人になろう！』と呼びかけます。

超人とは、ニヒリズムを『超えた人』で、
世間の価値観にとらわれず、自分らしさを発揮して
クリエイティブなパワーを溢れさせて生きている人です。

『ツァラトゥストラかく語りき』では、
超人になるために『精神の三段変化』ということを語っています。

人の精神は、
『ラクダ』→『ライオン』→『幼児』と
３段変化するとニーチェは言うんですね。

まず、ラクダは、重い荷物を背負うということ意味します。
いろんなものに従って、耐えて生きている精神状態です。

そこから『ライオン』への変化は、牙を向くということです。
なんか違うんじゃない？と自分なりの方向性目を向けて、
繋がれた鎖を引きちぎり、自分なりの価値観と自由に向けて戦いを挑む段階です。

そして、最後は『幼児』。
自由さを持った精神は、まさに無邪気に遊ぶように
自らの新しい価値や創造性を発揮していきます。
積み木遊びに夢中になって、大きなお城を築くようなマインドです。

これは、武道などで言われる『守・破・離』ということにも
通じてくる考え方です。

まさに自分なりの技を身につけたオンリーワンの達人になった姿が
ニーチェの言う『超人』の姿でしょう。

マインドタイプ心理学で言えば、
ライフワークに生きる人です。

ニヒリズムと、それを超える『超人』へ・・・

本日は、『超人か？末人か？ニーチェの理想』というテーマで
お送りしました。

マインドタイプ心理学では、
もちろん『超人を目指していこう！』ということを
声高らかに言いたいです。

あなたは、いかがですか？

超人への道を歩んでいったり、
そんなお手伝いをしてみませんか？(^^)

マインドタイプでは、そのために『心の教育』として、
心や人生を見る視点と、
クリエイティブに本来の自分のエネルギーを発揮していく
そのサポートをしています。

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お読みいただきまして
ありがとうございました。

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