人の意見を聞き入れてなお突っぱねる!

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こんにちは!

本当の自分の人生を創りだす『心の教育』、
マインドタイプ心理学の望月です。

ここのところテーマを考えると、
勇型エネルギーのことが出るな~と感じながら、
お伝えしたいと思います。

本日は、『人の意見を聞き入れてなお突っぱねる!』
で、お送りしていきますね。

僕の大学の大先輩で、尊敬する経営者の一人に
原田泳幸さんという方がいます。

原田さんは、あのアップルの副社長でジョブズの右腕と
言われたところから、
大赤字に転じた日本マクドナルドをV字回復させ、
現在はベネッセの経営をされています。

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●真実を見極める力
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日本マクドナルド就任当時、
マックからマックへと冗談ぽく言われた
原田さんですが、

2004年にアップルから日本マクドナルドに引き抜かれ、
CEOに就任します。

当時の日本マクドナルドは、売り上げ5000億企業であって
初めて赤字に転じ、8年連続のマイナスを続けていました。

赤字に至るまでマクドナルドは、
とにかく店舗数を増やすことを戦略的にやっていました。
多いところでは、一つの駅圏内に10店舗もあるような状態になりました。

原田さんは着任早々に、全国の責任者に対して、
『どうして赤字になったと思うか?どうしたら改善できるか?』と
アンケートを出しました。

そして返ってきた答えが、一様に、

『店舗数を増やしすぎたことで、マクドナルド同士で
お客さんを食い合ってしまったことが原因です。
赤字店舗を閉めることで回復できると思う。』

という内容だったそうです。

現場から感じることはまさしくそうだったと思います。

でもそれをみて、原田さんは『違う!』と一蹴します。

『1店舗当たりのレベルが落ちたのが原因だ!』として、
宣伝広告費などの費用を全部削って、
1年間、店長の育成に力を入れました。

育成では、飲食業界ではよく言われる
QSC(クオリティー、サービス、クレンリネス・清潔さ)という基本を
徹底的に見直しました。

それによって、下地を整えた後に、
アメリカですでに結果が出ていた『100円マック』『24時間営業』
『メイド・フォー・ユー』などを取り入れた結果、
マクドナルドは見事にV字回復を果たしました。

ここが偉大な経営者の凄いところですが、
『人の意見を聞き入れてつっぱねる強さ』があります。

勇型が経営者向きなタイプだとはよく言っていますが、

勇だけだと誰の意見も聞き入れず、ただの独断でやる
という方向に向かいたがりますが、そうではないわけです。

まず聞きます。
それもその意見を受け入れようという態度で
しっかりと望んだ上で、
『いや違う!』と全てをひっくり返せるパワー
リーダーには求められます。

日本は和型の文化なので、みんなが一様に
『赤字の店舗を閉めればいい』と言ってくれば、
「そうだろう。それをやってみようか~」なんて周りに合わせて
やってしまいそうな感じがあります。

中間管理職当たりでは、こういう人も多いんじゃないかな~

聞き入れた上で、突っぱねる強さは、
まさにマインドタイプ的に言えば、
4つのエネルギーレベルが高いリーダーにしかできません。

たくさんの知識量、みんなの気持ちへの共感、全体のバランス感覚、
そしてみんなが目指すべき目標から
弾き出した方向性へと向かうエネルギーは、
4つのエネルギーが総合的に高い状態です。

原田さんは、そういった意味でも尊敬する経営者です。

そんな原田さんの著書に、こんな言葉があります。

『喜びに満ち溢れた人生を歩みたいのなら。

退屈より興奮を。
停滞より前進を。
過去より未来を。
安定よりドラマを。』

ドラマティックなとても楽しい人生を歩みたいと
僕も思ってます。

ちなみに、原田さんの奥さんは、あのミュージシャンの谷村有美さんなんですね。
それもちょっと意外な感じで、個人的には魅力を感じています。
(^^)/

本日は、『人の意見を聞き入れてなお突っぱねる!』ということで、
原田泳幸さんの事例から、

全てを聞き入れてなお突っぱねられるリーダーとしての
あり方についてお送りさせてもらいました。

お読みいただきまして
ありがとうございました。

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