正しいことなんて何もないんだ・・

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こんにちは!

本当の自分の人生を創りだす『心の教育』、
マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、『正しいことなんて何もないんだ・・』
というテーマでお送りしていきます。

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●不完全性定理
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科学至上主義をまだまだ感じる
世の中でありますが、

実際のところすべての理論は
“不完全”なものだということが、
90年ほど前にある天才の手によって
証明されてしまいました。

その天才とはゲーデル。

それまで科学の基礎となる数学は
完璧で完全だということが信じられていました。

その完璧さを証明しようとして『ヒルベルトプログラム』というものが発足し、
当時の世界中の数学者が
その完全性の証明に取り組みました。

ゲーデルもまた完全性を信じて、証明に取り組んだ結果、
何と、『すべては不完全である』という
真逆のことを証明してしまったから、もう大変!

それが、『ゲーデルの不完全性定理』です。

しかも、現代に至っても、不完全性定理を
覆すことはできていません。

まー僕みたいな凡人には、到底この定理を
理解することは出来ないのですが、

簡単な解釈では、
どんなことにでも『矛盾やパラドックスがある』という感じです。

例えば、『僕は嘘つきです。』と言ったとしたら、

嘘つきが本当のことを言わないなら、
この言葉は嘘になって、本当は“正直者”となります。

でも、正直者が、嘘をつくのもおかしい。

逆に、『僕は正直者です。』と言った場合にも、
本当に正直者がそのように言うならこれは矛盾していません。

でも、嘘つきが言った場合では、
正直者だと嘘を言っているので成り立ってしまいます。

結局、嘘つきか正直者かの真偽は分からなくなってしまいます。

ですから、『僕は正直者(嘘つき)でなんですよ~』と言ったとしても、
その言葉の正しさは、言った自分でも証明できないってことになります。

こんな感じの矛盾やパラドックスが、
必ず入り込んじゃうということを
数式で解いちゃったわけなんですね。

この定理はその後、
『絶対的な正しさなんて証明できない』ということにつながっていきます。

ですから、僕たちは、
「それが正しい」ということをいくら声高らかに説明したとしても
何も意味がないのです。

そうではなくて、
『なぜ自分はそれが良いと信じているのか』を、
気持ちを込めて伝えることの方が重要です。

正しいことなんて何もない世の中、、

でも、自分が信じるに値するものは沢山あります。

コミュニケーションは、正しさを押し付けるのではなく、
信じていることを伝えるというスタンスが重要だと思います。

そして、
自分が信じることをもとに、行動して行くことが
自分の人生を創り、ライフワークをより輝かせてくれます。

人が言う、正しいかどうかなんて、ホントどうでもいい話で、

自分が信じる心がとても大切だと
僕はゲーデルさんから教えてもらった気がしています。
(^^)/

本日は、
『正しいことなんて何もないんだ・・』
ということで、

ゲーデルの不完全性定理に少し触れてみました。

この辺りは、今度リリースする
コミュニケーションクラスでもお伝えしていきます。

お読みいただきまして
ありがとうございました。

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