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こんにちは!
マインドタイプの望月です。
本日は、
『脳のワーキングメモを活性化させる!』
というテーマでお送りします。
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●ワーキングメモリ
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動物と人間の脳での違いの一つに
ワーキングメモリの大きさが言われています。
これはパソコンで言うところの『メモリ』と同じで、
作業容量のことです。
よく『机の広さ』に例えられるのですが、
机が広ければ、途中で中断したものや、自動処理をさせているものなどを
いくつも広げておくことができます。
ですから、メモリ4GBより16GBのパソコンの方が
処理能力が上がります。
『マルチタスク』なんて言葉が使われますが、
同時に色々なことをやれる能力は、
効率よく仕事をこなす優秀な人の代名詞でもあります。
マルチタスクは、人間にとっては普通のことで、
例えば、料理をする時は、同時に3品を作るなんてことを
しますし、
洗濯物をしながら、携帯をチェックしたり、
車を運転しながら、会話をしたりできます。
動物は、基本的にシングルタスクです。
目の前のことを一つ取り組むことしかできません。
これは『今~未来』という、時間軸を感じられる能力とも
密接な関係がありますが、
『未来も同じように続けるから、机の上に出しておく』
というような状態に、
人間は保留をしておくことができるということです。
このマルチタスクには3つのパターンがあります。
一つは、文字通りワーキングメモリに保留しておくことです。
短期記憶領域に留めておいて、続きを行う感じです。
例えば、料理をしていて
『1品目はここまで、続きは2品目がここまできた後に、、』
というように、
行動は基本的に一個しかできないので、
テーブルの上に出してあるものを、手元の作業に
持ってきては保留し、持ってきては保留し、を
繰り返している状態です。
2つ目は、振り分けです。
五感の使わない箇所を、別のもに振り分けることで、
例えば、
洗濯物を干すという身体(触覚)と、
音楽を聴く(聴覚)を分けて割り振ることができます。
3つ目は、潜在意識による自動処理です。
身体機能を振り分けると言っても、
意識の比重はまるで変わります。
運転しながら、会話をする場合、
顕在意識は会話へ多く比重を持っていきます。
ですが、潜在意識がしっかりと運転中の状況確認をしています。
まさにパソコンがバックグラウンドで自動処理ができるように
習慣化(プログラミング)すると、
自動処理が可能になります。
このワーキングメモリは、人によって容量も違います。
ですが、マルチタスクに慣れると
やれることも増えていきます。
このワーキングメモリを活性化させるには、
2つ重要なことがあって、
一つ目は、メモをするということ。
メモリーを外部に保存することで、
使える容量を空けて、さらに使い込んでいくことです。
もう一つが休息です。
全てのタスクを一旦終了させ、真っ白な状態、
『机の上に何もない状態』にするという、
この緩急をつけることで、
ワーキングメモリの活性化(脳の活性化)に
繋がっていきます。
ほんとよく人間は、こんなことができる脳に
進化してきたかととても興味深いです。
(^^)
本日は、『脳のワーキングメモを活性化させる!』
ということで、脳機能についてお送りしました。
構造を今一度見据えて、
無意識的にやっていることを、意識化すれば、
さらに活性化も可能だというお話でした~
“人間の脳というものは、いくら使ってもくたびれないばかりでなく、
難しいことに使えば使うほど機能が優れてくる。
つまらないことに使っておると退化する。”
(安岡正篤:思想家)
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お読みいただきましてありがとうございました。
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