“神は死んだ”あと、誰があなたの人生を導くのか?

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こんにちは!
潜在意識を専門にしている
心理哲学の望月です。

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本日は、
『“神は死んだ”あと、誰があなたの人生を導くのか?』
というテーマでお送りします。

——————————-
●神はどこに
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『神は死んだ』

哲学者ニーチェが残したこの言葉は、
少し誤解がある受け取られ方をします。

キリスト教全盛期に
「庶民がこんなに苦しいのに神なんていないじゃないか!』
と嘆いた、宗教の批判という意味で受け取られがちです。

それは、ニーチェが『ニヒリズム(虚無主義)』という、
まさに『夢も希望も無い、、』ということを
テーマにしたことも相まってのことでしょう。

ですが、
『神は死んだ』のその意味は、

『人間が信じていた絶対的な価値が崩壊した』

という宣告でした。

神は、かつて人々に
“生きる意味”や“正解”を与えてくれる絶対的な存在でした。

どう生きるべきか、何が善で、何が悪かは、
神が教えてくれ、それが人生の指針でした。

でもその神が“死んだ”ということは、
誰も、あなたの人生の“正解”を示してはくれなくなるということです。

現代にも似たような神がいました。
少し前の社会には、“こうすればうまくいく”という道筋が
提示されていました。

進学すればいい、働けばいい、結婚すれば安心。

「正解」はシンプルで、
みんな共通の価値観に守られていました。

けれど現代は、情報が溢れ、価値観も多様になりすぎた結果、
正解の提示が多すぎて、
どれが本物か分からなくなっています。

それは言い換えれば、
「答えの喪失」でもあります。

そして今、気づかぬうちに多くの人が、
「誰かの言う正解」を追いながらも、
内側では虚しさを感じています。

更に、ここからはお金という神にすら見放され、
どんどん日本は苦しくなっていきます。

神が死んだあと、
僕たちは「誰かの答え」に導かれることをやめ、
自分の人生に“自分で意味を与える”必要が出てきました。

この、外の正解ではなく、
内なる意識の目覚めを、ニーチェも哲学しました。

まさに『自分だけの正解』を創り出すことが重要です。

それは簡単なことではありません。
不安もあるし、迷いもある。

でも逆に言えば、
誰かの神を借りて生きる時代は、もう終わったということ。

あなたが“何を大切にしたいか”、
“何に意味を見出すか”

それを選べる自由と責任が、本当に与えられた時代が
この令和の時代でしょう。

『外の神なき時代』に生きるということは、
誰かの言葉ではなく、
自分の内側に答えを見出す生き方になります。

それは、「意味が与えられる」のではなく、
「自ら意味づけする力を育てる」こと。

これからの時代に必要なのは、

「正解」よりも「自分の意味」、
「導き」よりも「自分との対話」。

それは、まさに内なる自分=内なる神との対話です。

外の神は死んだ、、
でも、内の神の復活こそが重要になってきます。

あなたは、何を『正解・導き=神』として生きていきますか?
(^^)/

本日は、
『“神は死んだ”あと、誰があなたの人生を導くのか?』
ということでお送りしました。

ニーチェが生きた時代、その哲学を軸に生きるには、
まだ当時の社会は、土台が追いついていませんでした。

時代背景的にも、現代にこそ
とても意味のある哲学だと僕は感じます。

神の死と、神の復活

自分の人生を考えていきましょう!
(^^)

それでは、どうぞ本日も
素敵な一日をお過ごしくださいませ〜!

“今のこの人生を、
もう一度そっくりそのままくり返してもかまわない
という生き方をしてみよ。”
(フリードリヒ・ニーチェ:哲学者)

お読みいただきまして
ありがとうございました。

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