人の人生を作るのは、感情か理性か?!

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日、マインドタイプ心理学ユニバーシティの
ライブラリーコンテンツを追加しました。

今月は『ユダヤ人大富豪の秘密』ということで
なぜユダヤ人に成功者が多いのかを解説してます。

ユニバーシティ生は、本日の配信を
どうぞご覧くださいね!
(^^)/

さて、本日は
『人の人生を作るのは、感情か理性か?!』
というテーマでお送りします。

——————————-
●感情が先
——————————-

ビジネスでもよく言われるのが、

『人は感情でものを買い、理性で正当化する』
というものです。

そもそも、感情に引っかからないものは、
目にも止まらずスルーされます。

自分にとって、好きか嫌いか、
大切なことか、どうでもいいことかが
無意識で選別されています。

『これ好き!これ大切!』
と感情が動いたもの、

もしくは、『大嫌い!危険!』と
感情が動いたものが、
意識に上がります。

その上で、理性(頭)が働いて、
どうするかを判断していきます。

ですから、感情がほぼ自動的に起こり、
理性が後追いする形になります。

この感情と理性の関わりは、
古代の哲学者たちも考えていました。

例えば、プラトンは、
『感情と理性は対立するもの』だと考えました。

感情的な人は動物的で、
理性でものを語れる哲人が、理想を達成できると見ていました。

一方、弟子でありライバル関係のアリストテレスは、
『感情を理性によって適切に現実に繋げることで、
徳を高めることができる』と考えていました。

プラトンの対立関係という表現ではなく、
先に感情がくるから、
それを理性(頭)を使って、適切に今の現実に反映させることが
大切だというように、
『共同関係』にあることを考えていました。

アリストテレスは現実主義的で、
プラトンは理想主義的で、
この辺りの両極端な構図がとても興味深いです。

どんなに頭が良い人、理性が高い人でも
怒る時は怒ります。

その怒りを、次の瞬間どう現実に反映させるかは
理性の力だというのが、アリストテレス的であり、
現代的な考え方だと思います。

怒りが出て、人を殴るという行為に出た時、

怒りにまかせて、反応で手が出るのか、

状況や理由を全て踏まえた上で、殴るという選択をしたのかでは、
大きな違いです。

これは、プラトン的に言えば、
感情的な人と理性的な人との差になり、

結局二人は、違う角度で同じことを言っている
ということにもなる訳ですが、

どちらにしても、まさに『感情を見る』という行いこそが
理性の力になっていきます。

理性的というのは、
どんなに頭が良いかとか、物知りかとかではなく、
感情をちゃんと確認できるかが、
非常に重要になります。

これは、『心を見る』という視点です。

心を見るということは、教わりもしませんから
やったことのない人の方が圧倒的に多いでしょう。

でも、心を見ることで人生が創られるということは、
感情と理性が仲良く共存し、
未来に向けて力を合わせていけることになります。

感情的な反応で生きるのではなく、
自分で決めて、選択して生きるからこそ、

誰がなんと言おうと、
自分に納得感を持って人生を歩むことが
できていけると思います。

ますます心の時代、そして
心の教育が必要になるでしょうね~
(^^)/

本日は、『人の人生を作るのは、感情か理性か?』
ということで、お送りしました。

どっちも大切。
その使い方を見ていきたいですね。

“哲学者の全生涯は、まさに死に至ることと、
その死を成就すること他ならず。”
(プラトン:哲学者)

↓人生が進化する心の学び♪

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本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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