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こんにちは！

マインドタイプの望月です。

本日は、
『自分を知るためには距離が大事！？』
というテーマでお送りします。

——————————-
●離れる
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先日、東京スカイツリーに行ったのですが、
真下からでは、高さも見えず、
外周も小さく見えて、
まるで姿がよく分からないという感覚を感じました。

むしろちょっと離れた浅草からの方が、
姿がよく見えて迫力があります。

これは、心にも言えることです。

精神療法などに共通するのは、
『自分の正しいあり方を知る』ということに尽きると思います。

自分が分からないから悩みが深くなります。

ですから、知りに行くことになるのですが、

知ろうと思うと、近づきに行きます。

でも、近すぎると全体が全く見えなくなります。

ある精神科医の言葉ですが、

『心にとって知るとは何か？
それは対象から“離れる”ことである』

と、あります。

近くに行くことも大事ですが、
近づくほどに、全体像はわからなくなり、
余計混乱することにもなります。

「自分が一番自分のことがよく分かっている」
ということは、
近いからこそ見える、細かなところなどをよく分かっている
といことです。

スカイツリーも近くに行けば、
柱の構造などはより細かく見えます。

ですが、その人のあり方、
まさにその人の『迫力』を感じるのは、

ちょっと距離をおいた場所からの方が見えやすいのですね。

その迫力とは、その人の存在感であり、天才性でもあります。

それについては、自分で見ようとしても
近すぎてよく分からないのです。

ですから、あり方を知るためには、

近づいたり、離れたりできることが必要です。

でも『離れる』という方がとても難しい。

だからこそ、カウンセラーなどの
距離のあるところから見れる人が必要だったりします。

近づきすぎる人間のクセに対して、
『距離を離すための視点』を手に入れるには、
少々訓練が必要ですが、

これが分かってくれば、自分でもある程度移動ができます。

まーそれでも、視点は固定化してきてしまうので、

悩みが解消できないなら、心が分かる信頼できる人と話して
距離をとった視点から見てみることが、
一番分かりやすいと思います。

普通の友人同士だと、
「分かってあげたい」という気持ちで
相手に同調してしまうので、結局ぼやけてしまいますので、

『離れる』って、ある意味技術なんですね。

心理学を学ぶのは、その『離れる』技術を
身につけるということでもありますので。
(^^)/

本日は、『自分を知るためには距離が大事！？』
ということで、
あり方を見るには、自分は近すぎるということについて
お送りしました。

“人間は環境を改善することを切望するが、
自分自身を改善しようとはしない。
だから、彼らは縛られたままなのだ。”
（ ジェームズ・アレン：作家）

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お読みいただきましてありがとうございました。