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こんにちは！

マインドタイプの望月です。

本日は、
『スピリチュアルは現実逃避？！』
というテーマでお送りします。

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●発信者のあり方
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先日のセッションの中で、
思わず僕の口から出てきた、
スピリチュアルは現実逃避になりやすいという言葉。

それはずっと思っていることです。

神様など宗教的なものから、
天使や妖精ものまで、今の時代は色々語られています。

何を題材にしても、結局は、
『この世のものではない』話をしています。

この話をすると『現実離れ』が起こります。

言葉を変えると、より抽象的思考になります。

そうすることで、現実で凝り固まった思考から
抜けて感覚が緩みます。

そうなると、何かしらの気付きが得やすくなります。

ですが、発信者のあり方で、
その効果を有効に活用できるのか、逆に不幸にするのかが決まります。

僕もスピリチュアル業界で発信者側にいた時期があるので
よくわかるのですが、

『クライアントさんの現実が変わらない』
ということがよく起こります。

それどころか、
『私は秘密の話を知っている。』というような、
他者への見下し感や、優越感などを支えにしはじめて、

現実をめっちゃ我慢しているのに、心は幸せですと言い始めます。

それでいいの？？と、
疑問が出ますよね。

そして、この構造は、
何かと依存させる宗教と構造が同じになります。

スピリチュアル業界でよく使われる『癒し』という言葉ですが、

『現実逃避をすることが、癒しになってしまっている』ことが非常に多いです。

もちろんその現実逃避の場所を作るというのも大切なことです。

ディズニーランドや、温泉や、街のマッサージ店なども
それぞれの楽しみや癒しがある中で、
現実逃避という効果があります。

エンターテイメントとは『ひと時の現実逃避』を助けます。

だから、スピリチュアルもひと時のエンターテイメントとして
楽しむ分には、なんら問題はありません。

ですが、『人生をよりよくするために』というように、
人様の人生に口を出す時は、
発信者のあり方がとても重要になります。

発信者が、しっかりと相手の人生が変わることに目を向けている人か、
それをせずに、ただ言葉にしているだけかは、

受け取り手が見定める必要があります。

その発信者のスピリチュアルがエンターテイメントなのか、
人生をよりよくしていくための学びなのか、

それは、自分の人生の進み具合で見ていくと良いと思います。

よくスピリチュアルリーダーたちは『地に足をつけることが重要』って言いますが、
そもそも地に足のつかない『この世のものでない話』をしているので
ここも矛盾が起きるのですね。

クライアントさんを、浮かせるだけ浮かせておいて
「地に足をつけなさい」ってだけじゃーね。
何言ってんのって話です。
(^^;)

本日は、『スピリチュアルは現実逃避？！』
ということでお送りしました。

ちゃんと心と人生に目を向けたい時は、
スピリチュアルは遠回りになる可能性もありますのでね。

でも、神様や魂や宇宙の話は
哲学者アリストテレスも持ち出しているように
その領域も組み込んだ方が、心は理解しやすくなります。

まーこの辺りは僕もよくやってきたなーと
思うばかりです。

“神の概念に触れずに宇宙のはじまりを論ずるのは難しい。”
（ スティーヴン・ホーキング：理論物理学者）

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お読みいただきましてありがとうございました。