こんにちは～もっちです。

先日は、恋愛相談に乗っていました。

そこでのお話を少しシェアしていきたいと思います。

『お付き合いして一ヶ月になるのですが、
なんだかお互いに気持ちがどんどん冷めてきている感じがする。』
そんなお悩みでした。

聞いていくと、
嫌な面、変えてほしい面が多々あって、
それを言ってしまうために冷めてきているようでした。

例えば、ひとつは、
彼が超辛党で、食事のときは一味唐辛子をメチャメチャ掛けるのだそうです。

それは、健康に悪いし、自分が作った料理の味も台無しになっちゃうから
やめてほしいというような願いです。

そして、そのまま彼に伝えてしまう。

言われた彼は、大好きなことをすぐにやめられるわけもなく・・・・

と、そんな感じでお互いに気まずいことがどんどん増えている状況のようでした。

パートナーシップでは、『信用』を積み重ねて『信頼』の段階に行くことが大切になります。

信用とは、信用金庫のように、『あなたが返済するなら貸しますよ』というように
担保を要求している状態です。

一方、信頼とは、無条件に信じられる状態です。
（そこまで人を信頼してないから、信頼金庫というのは無いんですね～）

この彼女の場合、潜在意識には、
『本当に好きなら、私のために変えてくれるでしょ？』というものが隠れています。
無意識に彼を試しちゃってるんですね。

これは、彼からしたら逆に信頼度を失わせている行為になります。

彼も『だったら、あなたは僕のために何をしてくれるの？』という、
愛を人質に取った、合戦が繰り広げられていってしまいます。

人は、嫌な面を見る時にはエネルギーを使いません。
しかし、その後にものすごくエネルギーを奪われてしまいます。

逆に、人の良い面を見出すにはかなりエネルギーを使います。
でも、それは後々エネルギーを与えてくれることになるんですね。

ですから、信頼度を高めるためには、
違う面を『良い面』として捉える意識が必要になります。

例えば、先程の辛党に対する反応として出た『変えてほしい』という反応は、
エネルギーを使わない反応です。

でも、それをポジティブな面として捉えることに
意識しなくてはならないんです。

『そんな辛党の人見たことない！すごいね～
今度タイに旅行に行って、タイ人と勝負してみようよ！』

と、まずは違うところが、『凄い』というように捉えて
一緒に出来る、未来像を話してみるんです。

信頼が積み重なっていけば、
『私の料理の味を知ってほしいから、まずは辛くしないで食べて』
ということも普通に聞けますし、逆に気遣ってくれるのも当たり前になります。

お互いに無条件に信頼した状態に育っていきます。

2人の人間がいたら、違う面なんて山ほどあるわけで、

その違う面を『嫌いな面』として見る思考は、引き算の思考になります。
逆に違う面を『凄い面』として見るのは足し算の思考になります。

まさに愛と信頼のメーターがどんどん上がるのか、下がるのかのイメージです。

最後に、僕の大好きな名言をシェアさせてください。

星の王子さまの作者サン・テグジュペリの言葉です。

『愛とは、お互いに見つめ合うことではなく、
共に同じ方向を見ることである』

お互いに向き合って、あーでもない、こーでもないと
言い合ったり、我慢したりするのではなくて、

一緒に肩を並べて、同じ方向にある幸せ像を見ていくことが
愛というものだという言葉です。

これは、恋愛のみならず、幅広い人生哲学として僕は捉えています。

愛をこのような感覚で捉えていくと、
『嫌い』と思ったことを無理して我慢するのではなく、

無理のないたし算思考で信頼のレベルを上げていくことが出来ます。

その結果、あなたもまた愛されることになっていくんですね。

というようなお話を昨日はしていました。

何かの気づきがあれば幸いです～

本日もお読みいただきまして、
ありがとうございます。

PS：
お互いのタイプを知っておくと
同じ方向も向きやすかったりします。
そのためにもマインドタイプおすすめです

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