劣等感の上手な使い方

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こんにちは!
心と意識の専門家マインドタイプのもっちこと望月です。

 

本日は、劣等感の上手な使い方についてお送りします。

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先日も、劣等感を感じてしまって全然前に進めないという
お悩みを聞きました。
あなたは、
『劣等感』や『嫉妬』を感じることってありませんか?
その何となくネガティブな感情で、
「自分はダメだな~」なんて思ってしまうことってありますね。

 

よく心理学や自己啓発の世界では、

「嫉妬するのをやめましょう~」とか、

「劣等感を感じる必要はありません。あなたは今のままで素晴らしいんだから」

なんて言ったりしますが、
はっきり言って無理です。

感じる時は、ちゃんと感じます。

劣等感、嫉妬、不満足、妬み・・・

これらは、動物的本能でもあり、生きるためのセンサーでもあるからです。

 

例えば、ライオンのオスは群れを乗っ取り、自分の子孫を残そうとします。

もし、劣等感や嫉妬する気持ちが無ければ、
自分は子孫を残すことができません。

劣等感は相手の力量を瞬時に計り、無駄な争いを避けることにも有効なセンサーです。

縄張りや群れを持つ動物は、

嫉妬の原型とも言えるこの感情を持っているといわれています。

 

ですから、ぼく達人間がこの感情を感じないという事はありえないし、
感じることは普通のことです。

みんなにプログラムされた感情です。

 

ただし、そこには健全な使い方があって、

間違うと、ただただ自分を苦しめることになっていきます。

その使い方を簡単にお伝えしたいと思います。

 

まずこの感情が生れるのは、

『相手と自分の比較』によって生じてきます。

人と比べることによって生まれるのですが、

その『他人と比べたままにする』ことは、

自分を責めてしまうだけで、心を不健康なものにしてしまいます。

 

実は、嫉妬を感じる裏には、

『自分もそうなれる!』という想いが隠れています。

だから、湧き上がってくる感情でもあるんですね。

 

例えば、あなたのライフワークがピアノ奏者の場合、

同じピアノ奏者には嫉妬を感じることもあるでしょう。

でも、ポケモンGOのようなアプリを作った人を見て
嫉妬や劣等感を感じるでしょうか?

凄いね~とは感じても、嫉妬はしませんよね。

逆にアプリ制作者なら嫉妬を感じると思います。

 

このように、実は劣等感や嫉妬を感じる相手とは、

自分もそうなりたいし、なれると思えるような、

『理想の自分を見せてくれている人』ということでもあるんですね。

 

この視点が超重要です。

 

劣等感を成長のエネルギーに転換するには、

『他人と、自分との比較』から、

『理想の自分と、今の自分の比較』に変換させて使うことがカギです。
他人との比較のままでは、エネルギーを下げるだけです。

 

この変換を上手にやっている人が、

オリンピック選手のように、黙々と練習に打ち込めるような
成長のエネルギーとして有効活用しています。

 

ネガティブな感情も、上手く変換するとエネルギーに変えていけますよ(^^)/

 

本日も、お読みいただきまして
ありがとうございました。

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