『ビジネスにおけるターゲットはもう古い!?』

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こんにちは!

マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、
『ビジネスにおけるターゲットはもう古い!?』
というテーマでお送りしていきます。

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●リサーチ
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10年前のマーケティングでは、
プロダクトアウトなのか、マーケットインなのかの
話をよく聞きました。

プロダクトアウトとは、
『良いものを作って世に出せば、お客さんは付いてくる』
という発想です。

まさに昭和の時代では、
エアコンが無い時に、エアコンを作れば
お客さんは付いてきていました。

でも、平成になり、エアコンのように
もうみんなに行き渡ってしまうと、
なかなか選んでもらえなくなります。

そこから言われたのがマーケットインの発想です。

『まずは市場調査をしてから入りましょう。』ということで、
そこから、誰を対象にどんなことを欲しているのかを見極めて、
その機能を付加した商品を作るということが
当たり前のように言われるようになりました。

ここで生まれたのが、ターゲットという言葉です。

まずは誰に向ける商品なのかを決めないと
話が進まないということですね。

ですが、令和の時代は、この発想も時代遅れとなっています。

いくらターゲットを絞っても、結局競争になってしまいます。
マーケットから出て汲み取るものなんて結局似たり寄ったりだからです。

このようにモノでの差別化ができない時代において、
それでもお客さんは区別して買いますが、
そのきっかけはになるのは2つです。

一つは、価格です。
でもこれは価格競争に飲み込まれます。

もう一つが、人です。
“誰”が作っているのかがとても大切になります。

これからは、もう一度プロダクトアウトの時代です。

プロダクトアウト2.0とでも言いましょうか、
これは、何かといえば、
自分の想いを込めた自分にしかできないモノ作りです。

この想いこそが、オンリーワンで競争にならず、
ここに共感が生まれます。

そのモノ作りにおいて、当然、今の市場はどうなのかの
リサーチは入るでしょう。
『自分ならこうする』という想いも込めていけますからね。

ですが、明確なターゲット(お客さん像)は絞っても絞らなくても
どっちでも良くなります。

結局、自分が出すものに共感してくれた人がお客さんですから、
『ターゲット=標的』という狙い撃つ的というより、

たまたま出会うリアルな人が、お客さんであり
共感してくれる仲間という感覚です。

ある意味で、好き勝手やって集まる人で、
その人たちを見て、そしてまた自分の好き勝手が変化しながら
どんどん進化していくのが、
これからのマーケティングの基礎となるでしょう。

そのためにもリーダーは、自分の想いを整理しながら進むという
心の視点を持っていないと、
より難しい時代になっていくと感じますね。

マーケティングも、心の時代に入ってきていますね。
(^^)/

本日は、
『ビジネスにおけるターゲットはもう古い!?』
ということでお送りしました。

マインドタイプ心理学も
2021年に向けて、また変化していく予定です。

“樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、
それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。”
(ニーチェ:哲学者)

本日もお読みいただきありがとうございました。

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