人の根源的な不安を理解する!?

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こんにちは!
マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、
『人の根源的な不安を理解する!?』
というテーマでお送りしていきます。

——————————-
●恐れ
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哲学者ハイデガーは、
不安や恐れを『根本気分』と呼びました。

最も根本的な気分が、
喜びではなく、不安の方だと考えたのですね。

マインドタイプ心理学では、
ライトサイドの根源が『魂の喜び』で、
ダークサイドの根源が『不安、恐れ』であると
定義しています。

不安は生きている以上、常に付き纏うものです。

日常的に、例えば、
“お腹が空くと何か食べたくなる”
ということも、

食べなければ、餓死するという、
恐れを根源とした、気分の発動とも言えます。

それぐらい、普通のことですが、
ハイデガーは存在論から導いて来ていますので、
さらに深い部分での不安を見ていました。
それは紛れもなく、自分としての存在です。

それは『存在には意味や根拠はあるのか』という
命題です。

ここは、答えのない領域になりますが、
意味があるとは断言できないということが
致命的です。

そうすると、『存在には意味がない』という
可能性が出て来てしまいます。

『机に置かれたみかんはたまたま
そこに置かれただけで、
別になくてもどっちでもいい、、』

ただ、ポツンと置かれただけで、
存在には意味も根拠もない

これ、みかんならそこになくてもいいけど、、
自分も同じだとした場合、

『いなくてもいい存在』ということが浮かび上がります。

すると、自分の存在が曖昧になり、
大きな不安を抱えることになると、
考えられるわけです。

心理的に見て、
意味や根拠が見えれば、
心も安定してくるけど、

見いだせなければ、不安定になることが、
根源的にあるということですね。

ですから、人は自分の存在を認めていきたいという
根源的な欲求
が出てきます。

それがダークサイド側で見る
自己実現欲求です。

ライトサイドでは、魂の望みを叶えることに向かいますが、
その意味での自己実現欲求と

両方の側面があると考えています。

どちらにしても、
自分自身で自己存在を認められるような生き方こそ、
心の安定と幸福に向かうと感じますね。

本日は、『人の根源的な不安を理解する!?』
というテーマでお送りしました。

これはコミュニケーションにおいても
その人を全存在として認める態度が、
相手への安心につながることにもなります。

子供が、「パパもママも私なんていなくていいと思ってるんだー」
なんて泣き叫ぶように、
大切な存在だと認めてほしいのですね。

安心と信頼の関係性において、
存在に対する根源的不安を知っておくのも
大切なことではないでしょうか~

“人は死から目を背けているうちは、自己の存在に気を遣えない。
死というものを自覚できるかどうかが、
自分の可能性を見つめて生きる生き方につながる”
(マルティン・ハイデガー:哲学者)

本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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