ライフワークとミーム!?

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こんにちは!
マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、
『ライフワークとミーム!?』
というテーマでお送りしていきます。
(^^)

——————————-
●ミーム
——————————-

meme(ミーム)という言葉を
聞いたことがありますか?

数年前からネットで見かける用語で、
SNSでおもしろ画像がコピーされ広がる
そのネタのことを指します。

コピーがコピーを生んで勝手に増殖していく
ということなのですが、

このmeme(ミーム)の本来の意味は、
『知伝子』と呼ばれる生物学の用語から来ています。

行動生物学、進化生物学のリチャード・ドーキンスの
名著『利己的な遺伝子』で用いた用語で、

遺伝子は、それまでの生物学が見てきたように
子孫を残し繁栄していくことのプログラムなのに対し、

知伝子は、文化、芸術、知識、技術といった
心の内面で伝わるものとして表現されています。

ミームの語源としては、mimic(まねる)、mimesis(模倣)
といったことから来ていて、

『人から人へ模倣されながら、文化を形成していくものである』
ということを言っています。

まさに、心理的コピーが広がる様子を
あたかも、親から子へDNAという遺伝子で
コピーされていくように、、

また、自分の体も常にコピーが繰り返され、
新陳代謝により細胞が生まれ変わるように、、

心も知伝子という目に見えないプログラムのコピーによって
伝えられていくということを
生物学の観点で見ていたのだ、ドーキンス博士です。

ライフワークはコミュニティ型のビジネスになる
お伝えしていますが、

このコミュニティ形成時には必ず、
『想いの共有』が意識的にしろ、無意識的にしろ起こっています。

これは、ミーム(知伝子)を受け取ったことを意味します。

生物学的な意味で言えば、
遺伝子は、子孫の繁栄と共に、共存共栄を目指します。

もちろん現実では、弱肉強食の世界があり、
食う者と食われる者がいますが、
全体のバランスを保つような作用があることは、
生物学の生態系研究でよく言われることです。

知伝子もまた、競争ではなく、
共存共栄へと働くことでしょう。

素晴らしいものを模倣し、そこからさらにアイデアが出て
一歩進んだものを生み出し、
その繰り返しで、人間社会は進んできました。

まさに、知伝子は人間特有の遺伝子でもあるでしょう。

ライフワークでは、知伝子として、
どんな表現で、どう伝えるかによって、
共有されるものが変わります。

そのデザインは、発信者が握っているということで
見ていくといいですね。
(^^)/

本日は、『ライフワークとミーム!?』ということで、

ミーム(知伝子)として、
人間には、コピーし伝わっていく、
心の情報があるということ、
生物学の視点から、お送りしました。

ライフワークにおける想いの共有は、
知伝子の伝え方とも言えるのではないかと思います。

“遺伝子レベルでは、利他主義は悪であり、
利己主義が善である。”
(リチャード・ドーキンス:生物学者)

本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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