まずは自分?相手?自己満足と自己犠牲の狭間で

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日は
『まずは自分?相手?自己満足と自己犠牲の狭間で』
というテーマでお送りします。

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●周囲の影響
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進化心理学の分野では、
類人猿と人間の違いから、
心理的な特徴を見ていく研究がされています。

その中で、人間の心理の発達段階は3段階になるという
研究があります。

人間は、まずは『個人的志向性』
次に『共同的志向性』
そして、『集団的志向性』と発達するという内容です。

まずは、個人、自分中心の志向(心、意識の向き方)が始まります。

生存を考えた場合、
自分が生きるために、これもあれも自分のものと
ジャイアン的に考えたり、
これは安全か危険かなどを判断するためにも、

まずは、個人の志向性が始まります。

でも、人間は一人では生きていけません。
特に幼少期は、必ず母親や誰かの手助けが必要です。

ですから、その人(母親など)にとって、
自分が必要かどうかもまた生存に関わります。

そのため、相手に目がいくことになります。
それが共同的志向性です。

共通の心の動きを認識するようになるという段階です。

母親が喜んでいれば、自分も嬉しいというような
共感が芽生えてきます。

この辺りまでは3歳ぐらいで見られますが、
最後の集団的志向性は5歳ぐらいで
やっと芽生えるものとされます。

集団的志向性は、グループでの考え方ができるかどうかということです。

例えば、みんなで作業をしたら、ご褒美を1個もらえる
ということをした場合、

『1回目の作業でキミがもらって、
2回目ではキミ、3回目ではじゃー僕がもらって、、』
と集団の気持ちを考えながら、話し合えるようになるのは5歳からだそうです。

この特徴を踏まえて、マインドタイプを見ると、

個人的志向性が強い個性の持ち主は、勇型気質になり、
集団的志向性が強いと、和型気質になると考えられます。

僕が今回着目したことは、この発達段階は
ライフワークにおいてもとても重要なのではないかと思ったことです。

まずは、自分の志向性がとても大切で、
自分が満足することから見ていくことが重要かと思います。

いきなり、『人が喜べば自分はいい』みたいな
自己犠牲的な考えが強い人がいますが、

まずその自分に、心の底から本当に満足しているならそれは成立します。

ですが、我慢して抑えたものがあるのなら、
それはもう心は不健全となります。

自分→共同→集団

この段階を見ていくことで、
実際は、自分も周囲も同時にスムーズに進むでしょう。

もちろん、自己満足で止まる人は、
ライフワークにはなりません。

ですが、まずは自分からでないとスタートが難しいということが、
心の発達と照らしても言えることなのではないかと
感じました。

まずは自分っす!自分がどうしたいかっすね!
(^^)

本日は、『まずは自分?相手?自己満足と自己犠牲の狭間で』
ということで、心の発達段階についてお送りしました。

自己犠牲が強い人は、
きっと幼少期の発達段階で、親からの圧力が強く、
自分を抑えないと(犠牲にしないと)、
共同的志向が成立しなかったのではないかと考えられます。

そのあたりの紐解きをしないと、
『まずは自分から』も難しいかも知れませんね。

まずは、自分の心から満足する人生を考えていきましょう~!
(^^)/

“人生の目標を持たない人々は極めて容易に
不安や恐怖、自己憐憫などの犠牲者となりがちである。”
(ジェームズ・アレン:作家)

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本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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