遺伝と個性の関係図

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日は
『遺伝と個性の関係図』
というテーマでお送りします。

——————————-
●遺伝
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「細かいことが気になるのは、父親に似たから」
なんて、“親に似た”ということを言ったりしますね。

うちの双子のちゃん達も個体差が大きくなってきて、
体重差が10kgにもなってきました。
そんな中、先日も、『その太る体質はパパに似たからしょうがない。
ばぁばの家系はみんな小太りで丸いからね。』と、
話しました。

体を構成する設計図はDNAで、それは親から受け継ぎます。

父親、母親からどの程度影響を受けるのかは、
その遺伝情報によって決まることは、
遺伝学の分野で研究が進んできました。

遺伝として、心理的な側面はどの程度決まるのか、、

その辺りを紐解いてみたいと思います。

遺伝による心理作用として、
例えば『親が内向的なら、子も内向的になるか』という研究でも、

まー遺伝の影響はあっても50%だということが、
研究結果から何となく言われています。

この50%というのは、当たるも八卦当たらぬも八卦の状態で、
僕は数値的に、一番意味がないと感じます。

学者たちの考えでは、
遺伝による影響は1割にも満たないもので、
人間の思考は、その後の環境や経験によるもので構成される
というのが一般的です。

ただ、双子の研究では、
一卵性双生児の場合、二卵性双生児よりも、
2倍似てくるという研究があります。

これは、何らかの状況で、別々に暮らしていたなど、
育つ環境が違う一卵性双生児であっても、
心理的に似てくる傾向が確認できるので、
“ここに遺伝の影響があることは確認できる”とされています。

現実的に考えて、体の構造は遺伝によって決まりますから、
容姿や運動神経、頭の良さなどは遺伝傾向が強くなります。

僕も学生時代DNAの研究をしていましたが、
あまり回遊しない海底生活のサメは、
住んでいる場所によって、どれだけDNAに差が出るかという
ことを実験していました。

言ってみれば、日本人とアメリカ人、アフリカ人、アラブ人は
見た目に全然違うように、
その群れには固有の遺伝傾向が蓄積されます。

それは、“黒人は瞬発力の筋力が強くなる”と言われるように、
身体的な特徴も出てきます。

そのように受け継いだ身体的な個性は、
当然心への作用も大きくなります。

特に、脳機能の個性は、心への影響も強いでしょう。

この辺り、遺伝情報を操作して優秀な子を作る『優生学』は、
今後も研究が進むと思いますが、、

(選択の自由が広がる世界で、
初期設定にそこまで意味があるかは疑問です。)

遺伝とからめてマインドタイプ的に言えば、
脳機能が優れている人は、考型になりやすいと見ています。

うちの双子を見ていても、
頭の良さ(機能的に使える=論理的に働く)はまるで違います。

また、色々と感じとる、ある種のセンサー機能が高い人は、
感型になりやすいとも言えます。

センサーによる感性、興味性がダイレクトに心に響いていきます。

そのように、心と体は連動していて、
その身体側は遺伝構造で受け継がれるので、
やはり、個性に遺伝の影響は絡んでくると僕は見ています。

ですが、その受け継いだものを上手く個性として発揮できるかは
全く別の話です。

学者が言うように、環境や経験の方が、自分に影響を大きく及ぼすので、
その時の心理の方が大切になり、
それを踏まえて、持って生まれた個性を発揮できていくと
いいかなーと思います。
(^^)

本日は、『遺伝と個性の関係図』
ということで、

個性における遺伝情報と、
心理的な側面について、軽く触れてみました。

まーどうあれ、両親から受け継いだ情報が
自分に影響すると言うことは、

遺伝であり、環境であり大きく作用するので、

特にこれから子育てする方は、
自分を見ながら、一緒に成長できる環境作りができるといいですね。
(^^)/

“遺伝や育った環境は単なる「材料」でしかない。
その材料を使って住みにくい家を建てるか、
住みやすい家を建てるかは、あなた自身が決めればいい。”
(アルフレッド・アドラー :心理学者)

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