コミュニティビジネスの注意点

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日は
『コミュニティビジネスの注意点』
というテーマでお送りします。

——————————-
●共同体
——————————-

ライフワークは、『コミュニティ型のビジネスになる』と、
エボクラスでお伝えしています。

コミュニティ(共同体)という概念は、
社会学を中心に語られてきました。

社会学は人間を集団として捉え、
心理学は個人として捉える傾向があります。

人間は常に社会とセットです。

心理は常に人との間で揺れ動き、
社会があるからこそ悩みも生まれます。

そうした中で、この社会のあり方も
どんどん変化してきました。

今は、コミュニティという言葉が一般化してきましたが、

今回は社会学の知見を踏まえて、
2種類のコミュニティについてお送りします。

一つは、『樹木的共同体』、
そしてその反対になるのが『瞬間的共同体』です。

瞬間的共同体は、爆発的共同体など色々考え方があるのですが、
樹木が根を張り成長していく共同体に対して、
瞬間的共同体は、一時的なものになります。

例えば、最小の単位として家族という社会があります。

家族が何の共有もなければ、ただの同居人で
コミュニティとしては希薄ですね。

瞬間的共同体には、3つの特徴があります。

・超領土
・一時的
・一面的

まず、コミュニティには『場』が存在します。

場は、リアルでもバーチャルでもいいのですが、
『領土』というニュアンスで国境があります。

家なら、ここがうちの領土というように
くっきり境界線がありますよね。

超領土とは、領土を超えるという意味で、曖昧になる感じです。

例えば、SNSなどもそれぞれの場があり、
そこでコミュニティが出来ますが、
それを超えていくことでどんどん移り変わって行けますね。

まさに旅人(ジプシー)のように、場に留まらないと
常にコミュニティへの所属は『一時的』になります。

そして、そのコミュニティへの共感は『一面的』になるので、
次へ次へと移動もします。

今、リアルの家族すらその他コミュニティと同じぐらいの
感覚でいる人も多いかもしれません。

時代は、この『心理的ジプシー』が高まっていると思います。

コミュニティビジネスの場合は、
この一時的共同体の人が、いかに樹木的共同体に変化するかがカギです。

樹木的というのは、その場に留まり、根を張り成長していく人たちです。

成長を共にする中で、先程の3つの条件が、

・超領土→領土にとどまる
・一時的→人生を共にする
・一面的→多くを共有する

と、変化していきます。

ここは、『肌が合う』などの感覚値が実際大きくなりますが、

最初から参加者を『恐怖軸のダークサイド』で呼び込むと、
どうしても一時的共同体になりやすくなります。

単純に、
『これをやったら儲かります!』という呼びかけだと、
お金の恐怖を持った人が依存の状態で来るので、
瞬間的共同体になりやすくなります。

ただ、興味性と引き込み力は強くなるので、
集客する数と儲かる額は、ここを狙う方が大きいのも事実です。

そして、そのコミュニティの中で「そうじゃなくて、こっちだよ」と
上手に樹木的共同体に導けるといいのですが、
ここが心理作用として難しかったりします。

夫婦としても、お互い怖いから一緒にいようという側面で結婚すると、
その気持ちの盛り上がりだけで結婚して、
すぐ離婚するという、瞬間的なことにもなります。

どちらにしても、コミュニケーションをしっかり取りながら、
安心の場として共有できていかなくては、
永続的な方向に向かいません。

この辺りを理解しながら、コミュニティというものを
捉えておくと、自分らしいライフワークも作っていけるのかなーと
感じてます。
(^^)

本日は、『コミュニティビジネスの注意点』
ということで、
永続的な樹木的共同体と、瞬間的共同体について
お送りしました。

永続的な関わりの方が、幸せ感も増大すると思いますので、
ビジネスとしても健全に回っていくと思いますね。

“成功者の定義と条件は、
誇りや充実感のある仕事と
信頼できる最小限の共同体を持っていること。”
(村上龍:作家)

お読みいただきましてありがとうございました。

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