こんにちは!
マインドタイプの望月です。
本日は、
『独裁と民主主義を考える』
というテーマでお送りします。
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●独裁
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ロシア・ウクライナ戦争を見ても、
独裁的東側と、民主主義の西側の対立構造が
背景にあることを感じますね。
そんなことから、独裁と民主主義について
今一度考えておこうということで、
今回お送りしたいと思います。
実際、この独裁と民主主義については
古代ギリシャ・ローマの時代から議論がされてきました。
哲学者プラトンは、『哲人政治』ということを言っていて、
本当に素晴らしい哲学者(哲人=徳の高い人)が
リーダーをするなら、
それが一番良いと提唱していました。
それは、学の無い民衆が集まって民主主義をしたところで、
失政ばかりを重ねていく結果があったからです。
この教養なき民主主義を、『衆愚政治』という言葉で
揶揄されています。
ですが、現実的には、
そんな素晴らしい哲人もそうそう現れることはなく、
また、代を重ねると結局悪の王さまが出てきて、
民衆が疲弊することになります。
この歴史が2000年以上繰り返されてきました。
素晴らしい哲人(徳人)がトップでやるなら、
独裁政治が良いが、
現実的には、そうそう続かないので、
教養のある民主主義の方がまだマシだと言うのが、
西側諸国の落とし所で、
『いや、俺は最も優れたリーダーだ。俺ならやれる』と
哲人政治を夢見て、
そのリーダーに従う国民という構造の東側とも言えます。
もし哲人政治として、また優れたリーダーを目指すなら、
内面的自己管理が必要です。
マインドタイプ的に言えば、
国のリーダーは、どうしても勇型エネルギーが強くなります。
男性性にひどく偏る傾向があり、
特にみんなの意見を聞いていくという和のエネルギーが不足します。
そうなると、哲人とは程遠い、
ワンマン社長的なリーダー感に陥っていきます。
このバランスを見れるかどうかです。
ロシアのプーチンは、この偏りがひどくなっているように感じます。
(前から、この気配は感じましたがw )
そして、独裁者が突っ走った時、側近から国民まで誰も止められず、
従っていくしかない構造も、
会社組織や独裁的コミュニティーにも通じてきます。
一方、今や世界のヒーローになりそうなゼレンスキーは、
俳優としてドラマの中で民衆のための役を演じてきた過去があるので、
その役柄の経験も踏まえ、バランスを取れるリーダーとしても見えます。
なのでウクライナ軍は強さを増しているとも言えます。
(自国防衛の方が意識が高まるということもあってのことですが)
ちなみにプーチンのマインドタイプは勇型ベースの考型寄り(キャラクター大魔王)、
ゼレンスキーは感型ベースの勇型寄り(キャラクター自由人)ってところでしょう。
このウクライナの問題は、これからの地球のあり方として
本当に大きな一石を投じることでしょう。
ヒトラーのように、プーチンもまた黒い歴史として名を残すのか、
そして、地球人の意識として何が強まるのか、
独裁と民主主義を中心に、自分なりの考え方も
見ておきたいところですね。
本日は、ロシア・ウクライナ戦争を踏まえ、
『独裁と民主主義を考える』
ということでお送りしました。
日本も、民衆の声を聞きすぎた結果、
借金1200兆円という現状が衆愚政治ではないかどうか、、
議論の余地はありますね。
自分なりに、何を感じ、何を考え、
どう未来に生かそうと思うのか、
一人一人の意識が、未来の地球を創っていくと思います。
“大切なことは、力のない人の言葉が認められることである。”
( ウィンストン・チャーチル:元英国首相)
お読みいただきましてありがとうございました。
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