女性の冒険物語とは!?

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日のメールクラスは、
『女性の冒険物語とは!?』
というテーマでお送りします。

——————————-
●ウタの物語
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先日から、ワンピースの映画
『ONE PIECE FILM RED』について
ユニバーシティのラジオでも色々話しているのですが、

この映画で気づくことがどんどん出てくるので、
今回も題材にしていこうと思います。

この映画には、分かりやすい敵が出てこないと
先日お話ししましたが、

この『分かりやすい敵』というものが出てきて倒すのは、
男性的な物語構成です。

神話の法則としても語られる、
英雄物語(ヒーローズジャーニー)という構成で、

その流れをざっくり言うと、

1、突如敵が現れ冒険にいざなわれ、
2、挑むが一度敗北をし、
3、メンター(師匠)のような存在と修行、
4、特別な力を得て、
5、苦戦しながらも敵を撃ち、
6、宝を持って帰還する

ざっくりと、こんな流れになります。

これは神話を研究したジョーゼフ・キャンベルの内容を
クリストファー・ボクラーが神話の法則として
まとめました。
(実際はもっと細かい12段階で書かれています。)

これは男性性的であり、現実的な物語で分かりやすいものです。

まさに敵が現れ、みんなで力を合わせてやっつけるという、
誰もが分かりやすく共感できて楽しめる物語構成となります。

そして、人間の人生での現実的の取り組みであり、
成功物語は、
まさにこのようなストーリーを描きます。

一方で、女性性の物語があります。

本で言えば、キャンベルとユング心理学を元に、
モーリーン・マードックが『ヒロインの旅』としてまとめたものがあるのですが、

これが僕は今までピンときませんでした。

女性性の物語は、言うなれば『内面の成長物語』です。

今回のワンピースREDも、ウタという女性主人公の内面的世界の
成長物語を描き出しています。

今回の映画からヒントを得て、僕はこの女性性の物語を
自分なりに再構成にしてみました。

これは、内面の成長『依存から自立への精神成長物語』となります。

【依存】スタート

1、『自分の幻想(希望)』
(ウタは精神世界で暮らせばみんな幸せだと思った)

2、『歩もうとすると反対される(否定)』
(ルフィーにあっさり否定され、賛同者からも批判が出てくる)

3、『信じたい、信じられる?信じられない?(不安と迷い)』
(幻想への迷い、誰も信じられない孤独感を感じていく)

4、『暴走、闇落ち(ダークサイド誘惑へのいざない)』
(ウタがトットムジカを自ら使ったように、
もうどうなってもいい、この世界なんて壊れちゃえという破壊的衝動に襲われる)

5、『止めて欲しい気持ち、本当の愛(他者との繋がり)』
(誰かに助けを求める、本当に信頼できる人は誰なのか?
ウタはシャンクスの愛に包まれる)

6、『信じてみる!(決意・祈り)』
(もう一度、信じる気持ちから再スタートをする。これはライトサイドへの移行。
ここで本来の自分の想いに立ち返り、みんなに想いを馳せる。そして本当の自分が目覚める。
ウタは本来の力である歌で人を癒すことに目覚める。)

7、『全ては自分の責任(世界との同一)』
(誰かのせいにしていたら(=依存では)暴走するという経験を踏まえ、
全ては自分の責任としてみることができるようになる。これが精神的自立に立った瞬間。
ウタは自分の命より世界を優先した。)

8、『世界と未来への祈り(信頼と安心)』
(この精神状態がもたらすものが、本当の信頼と安心。
ウタはルフィーと共に精神的つながりを持ち、その未来に本当の信頼と安心を得た。)

【自立】ゴール

これは僕の中では大きな気づきです。

このもっち版『ヒロイン物語』はまだまだ甘いですが、
こんなストーリー構成で、人は内的に依存から自立へと成長していきます。

これはしっかりとしたコンテンツにしておきたいですね。
これからちょっと煮詰めていこうと思ってます。
(^^)

本日は、『女性の冒険物語』
ということでワンピース映画を題材に、
僕の考える女性性的物語構成についてお送りしました。

外側のリアルな成長物語が男性性的『英雄物語』に対して、
内面の精神的な成長が女性性的『ヒロイン物語』ということです。

実は、マードック著の『ヒロインの旅』での最終ステップは
男性性と女性性の統合ということで終わります。

これは、ワンピースREDで描いた、精神と現実での同時アプローチが
大切なことを示唆しています。

英雄物語とヒロイン物語は、同時に進められると効率がいいのですね。

これは僕らがセッションをしていて特に感じることでもありますねー。
(^^)

“自分の人生には、自分で責任を持つべきだから、
ただ自分を幸せにしてくれる白馬にまたがった王子様を待っているなんてダメ。
自分の将来は、自分で切り開いていかなきゃね。”
(キャメロン・ディアス:女優 )

お読みいただきましてありがとうございました。

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