心の問題!認知的不協和の解消

この記事は2分で読めます

こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日は、『心の問題!認知的不協和の解消』
というテーマでお送りします。

——————————-
●認知的不協和
——————————-

ストレスやモチベーションの研究の中で
アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって
提唱された『認知的不協和』についてお送りします。

この認知的不協和の例として
タバコのことがよく使われます。

『タバコは体に悪い』と知りながら、
『タバコを吸う』という行為をしている時に、
矛盾している状態から、心が重苦しく、不快感や
ストレスを感じている心理状態を表すのが
認知的不協和です。

この場合、『タバコを吸うとストレスが解消される』
などの吸う行為に寄せるか、
『体に悪いからやめる』にするのかによって、
認知的不協和は解消されます。

このような内的矛盾を抱えた時、
人は悩みという認知的不協和の状態に入ります。

整心学で扱っているのは、そのさらに深い部分です。

実際、タバコが体に悪いと思っている場合、
選択はやめる以外にありません。

タバコは体に悪いと思っていないで吸っているなら
心理的には問題がないわけです。

だから、タバコが体に悪いという意識がある状態で、
どんなに『ストレスが解消される、リラックスできる』などの理由を
つけていたとしても、
それは言い訳に過ぎなくて、

その言い訳は他の誰でもない、自分への言い訳になります。

その言い訳を聞かされる自分がいるってことは、
納得していない自分がいるので、
結局、認知的不協和は解消されていかないということになります。

別に、タバコを吸おうがやめようが、それは個人の問題なので
どっちでもいいのですが、

『自分に対して、認知的不協和を生んでいる』ことが
人生にとって良くないのですね。

吸うなら吸う、やめるならやめる、
やるならやる、やらないならやらない、
行くなら行く、行かないなら行かない、

などなど、自分の気持ちが健やかに一致していれば
幸せの方向に進んでいきます。

でも、心が複雑なのは、
『でも~だって~いや無理でしょう~仕方ないじゃん~」
という言い訳が出ることが沢山あって、
心は認知的不協和ばかりなんですね。

この不協和を音楽で例えると、
不協和音は心にうるさく響きますが、
綺麗な和音になると、心地よい感じになります。

心も同様で、いろんな自分がいろんな意見を持っていますが、
綺麗な和音として満たされると、
心は静かに穏やかに、そして明るくなります。

そんな和音を体験してみてください。
(^^)

本日は『心の問題!認知的不協和の解消』
というテーマでお送りしました。

まーこの和音の調整がなかなか難しいのですね。
一人では、綺麗な和音にならないです。

副代表のえつ子さんは、その意味で
優れた心の調律師です。

心の和音状態から、未来に向かっていきましょう。
(^^)/

“両親の性格や意向の間柄にあった未解決の不協和音は、
子どもの本質のなかで響きつづけて、
彼の内面的な受難史を形成する。”
(フリードリヒ・ニーチェ:心理学者)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『心を学ぶ:coco-mana(ココマナ)』を新設しました。

あなたも自分の潜在意識タイプを確認してみませんか?
https://www.coco-mana.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の投稿