人間進化と社会の発展速度について

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□■デイリーメールクラス■□

こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日は、
『人間進化と社会の発展速度について』
というテーマでお送りします。

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●脳神経
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最近はchatGPTの話題で
G7でもどう扱うのか、
まだまだ模索の状態で話し合いが終わってますね。

今年はAIの加速度的普及で
また様々な産業が生まれる年になりそうです。

このスピード感はなかなかですね。

人間の歴史としては、
新人類と呼ばれる、今の人間と同じ状態へ進化したのは
およそ20万年前とされています。

そして、約2000年で、
世界は農業を覚え、産業を拡大し、
ここ100年であっという間に大きなビルの林を作り、
そこで机に座って毎日作業する、、
という、まるで違う生き方をしています。

親子でも世界観や生き方が変わってしまって、
もはや常識としていることすら
合わない状態になってきました。

だからといって、人間の機能、
特に脳機能は20万年前とそこまで大差はないと思います。

もちろん、厳密には肥大化されているのかもしれませんが、
見た目が変わるところまでの進化は無いので、
そこまで変わっていないでしょう。

ですが、人間としての機能は、
この世界を作るだけの力を持っていたことが、
ここまできて本当にすごくよくわかります。

そして、ここからAIが身近になり、
ますます世界は変わっていくと思います。

機械が機械を生み出し、
より良い人間社会を手助けする一方で、
悪用する人も出てきて、
また混乱をきたすこともあるでしょう。

そうした中で、本当に重要になるのが、
『幸福』についての学習だと思っています。

動物は『満足』を求めます。

お腹がいっぱい・・満足!

よく寝た〜・・満足!

という、今の満足しかありません。

満足を感じる信号が脳で出ていれば、
『生きれている』ことになります。

でも、人間は一時の満足以上に
『幸福』というより大きなパラメーターを
持ちました。

夢のプロ野球選手になるために、
今日バットを1000回振ることは、

今だけ見れば、苦痛ですから、
満足を得られることではありません。

ですが、幸福です。

自分の幸福、みんなの幸福を考える時、
抽象的な脳機能はより働いていくと思います。

僕はそのアイデアになるものを生み出す人は、
幸福が源泉ではないかと仮説を持っています。

性善説的な立場ですが、
不幸であり悪からは、アイデアは生まれない、、
もうあるものを悪用するアイデアぐらいしか出ないと
思っています。

短期的視点で、満足を得ようとすると、
悪というものを生み出し、

全体的な幸福を土台にすると、純粋な好奇心と共に
良いアイデアにつながると感じるんですね。

まだまだ今の人間としては、

動物的な『満足』を求める脳と、

『幸福』を求める脳とが共存しています。

これは、満足の方が現実的で、
幸福の方が抽象的ということになりますが、

この抽象的な方を軸足にすることで、
人間は更なる進化に向かうと思います。

そのカギが、抽象的なことを
見にいくことができる『心』です。

AI時代だからこそ、心の教育が
より必要になると思うんですよね。

じゃないと、機械任せに
今日の最適な行動を決められたりして、
どっちが機械かわからなくなりますので。
(^^)

本日は『人間進化と社会の発展速度について』
というテーマでお送りしました。

幸福に生きる方向にいけば、
AIはすごい味方になると思います。

でも、満足を満たそうとして
AIを使おうとすると、

長期的には幸福度を下げる逆効果に陥ると感じます。

どう使うのか??
課題になっていきますね。

“文明のおかげで人間がより残忍になったとはいえないとしても、
前よりも残忍さが醜悪になったことは確かだろう。”
(フョードル・ドストエフスキー:作家)

お読みいただきまして
ありがとうございました。

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