ネット時代のコンテンツの意味と人間の進化

この記事は3分で読めます

こんにちは!

天性を開花させ、輝くライフワークを生み出す
潜在意識の専門家、

マインドタイプ心理学の望月です。

僕は学生時代、生物学を専攻していたので、

“進化”について興味があります。

『今の現状から、どのように進化をすれば、
より人間は幸福になれるのか?』

ということは、
エボリューションクラスにも込めている想いですが、

それを心(マインド)という角度から見ています。

本日は、
そんなことを踏まえながら、
『ネット時代のコンテンツの意味と人間の進化』というテーマで
お送りします。(^^)/

——————————-
●群れという概念
——————————-

人間は動物から進化したというのが
生物学の定説です。

宇宙人が送り込んだという説や、
神が人間を作ったという説も、

まー捨てがたいところですが(^^)

一応、動物から進化したということで
話しを進めていきます。

人間は社会性を持っているということで、
他者との関わりの中で生きています。

でも、その概念が少し動物とは違います。

動物も『群れ』で生活するものも多く、

そうすることで、生存競争に優位になる戦略をとっています。

しかし、人間が集団で社会を作るのは
ただの生存競争ではないものですね。

このことについて100年前に活躍した社会心理学者タルドは、

『群衆』から『公衆』へ、進化してきたと言っています。

群れ(群衆)は、とにかく、リアルにべったりで
その場の空間を共有している人達の存在です。

それに対して、
『公衆』とは、ある種の思想を共有した集団のことを
指しています。

例えば、会社に勤めるサラリーマンの中でも、

意識の違いによって、
群衆なのか、公衆なのかは変わります。

ただ生活のためにその場を共有して、
一緒に働いているだけなら、群衆です。

一方、公衆的な人は、会社の理念や思想に共感して
働いている人たちです。

この両者で見た場合、
自分の人生として『幸せ感』が大きいのは
どちらでしょう?

どちらが良い悪いではなく、
自分はどちらでいたいのかという生き方の選択です。

社会心理学者タルドは、

群衆(群れ)は、今何をするかの『現実感』を中心にしているのに対し、

公衆は、同じような考え方という『身近感』が中心にある
言っています。

いくら一緒に働いていても、考え方がまるで合わなければ、
身近には感じませんよね。

そして、インターネットの時代になり、
ますますこの公衆への進化は加速してきています。

——————————-
●群れから、ファンクラブへ
——————————-

重要なのは、公衆の場合はリアルという
“『物理的な空間』には縛られない”ということです。

心が繋がっていればいいので、
物理的な距離の問題はありません。

そして、インターネットは
どんどんその公衆化を加速させています。

人類の歴史上、ほんの少し前まで
身分制度があり、
どうしてもその枠に収められ、群衆化していたということがあります。

そこから解き放たれてはきましたが、

軍隊教育や、労働者教育の名残りを持つ
今の学校教育では、

まだ群衆(群れ)で生きることへの意識も大きく作られています。

いまの時代は、自分に合った考え方を、
ネット上でたくさん見かけ、参加することで、

リアルの群れ一つに所属して生きることから、

複数のコミュニティ(公衆)に属して生きるような時代になりました。

大好きなブランド、大好きなアーティスト、
大好きな著者、大好きな先生などなど、

複数のコミュニティに所属するのが当りまえになりました。

これ、今では随分当たり前に感じますが、

ほんの20年前までは、
『みんながヴィトンを持つから、私も~』みたいに、
まだまだ群衆的な意識が大きかったように思います。

身近な人との繋がりの中で生きていくしかなかったということが、
現実的にありましたからね。

それが、ネットによって、
現実の人ではなく、遠くの思想を共有する人と繋がれるようになり、

公衆に所属する生き方に加速度的に変化してきています。

そして、更に時代は進み、

自分が一つのコミュニティの中心となり、
公衆という場を作りだすことも容易になってきました。

——————————-
●公衆とコンテンツの関係
——————————-

実は、100年前に社会心理学者タルドが
公衆化を提示し始めたのは、

本の印刷技術などがどんどん良くなり、

遠くの人にも届ける技術が、身近になったということが
背景にあります。

それから、
本、CD、ビデオ、ネット、、

と、タルドの時代からこの届ける技術がどんどん発達しました。

このお届けするというパッケージ化をして、

思想を届け、公衆化していくということこそが、

コンテンツ化の意味です。

心の共有をはかるということが、コンテンツなんですね。

ですから、自分のコンテンツを作り、
それを発信していくことは、

まさに、公衆化してきている“時代と人間の進化の流れ”に、
乗っていくことになります。

ただ流されずに、乗るためにも、

自分は何を大切に想っているのかを
掘り下げ、ライフワークを考える必要があると思っています。

あなたは、どんな想いを込めて
発信していきたいと思いますか?

マインドタイプ心理学の活動は、

一緒に想いを整理したり、コンテンツを作ったり、
それをお手伝いできる仲間を増やしたり、ということを通じて、

心を整え、人生を豊かにしていく『心の教育』を
お届けしていきたいと思っています!(^^)/

本日は、
『ネット時代のコンテンツの意味と人間の進化』という
テーマでお送りしました~。

本日もお読みいただきまして、

ありがとうございました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【無料】マインドタイプ診断!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

あなたも潜在意識のタイプをア調べてみませんか?!

心のタイプが分かれば、無理なく本当の自分を発揮していくことができます。

http://mind-type.com/wp/present-top/

自分を閉じ込めて、無理して生きるのはもうやめにしませんか?!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。