こんにちは!
マインドタイプの望月です。
ゴールデンウィークということで、
いかがお過ごしですか?
本日は、
『心の本に何を書き込むのか?』
というテーマでお送りします。
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●空白の石板
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人の心は生まれた時はまだ何もなく、
生きていく中で書き込まれていく
『空白の石板である』ということが
言われていました。
これを、『ブランク・ストレート仮説』と
いうのですが、
生物学と心理学を合わせた進化心理学からの
考えでは、
「そんなことはない。
人格の40〜50%は遺伝で決まってくる」と
述べています。
心は生後に培われるものか、
生まれた時にはもう書き込まれているのかの
議論において、
現代で影響力のある心理学者の
スティーブン・ピンカーが遺伝による生得的な
ものは多くあると述べています。
ここは僕も同意するところですが、
それはあくまでも材料の部分です。
人生という視点で見た場合、
生まれた時には、まっさらな白紙の本です。
人生物語は書き込まれていません。
ですが、生まれながらに持った個性、
生まれた環境は、
人によって様々です。
これらは、白紙の物語における、
材料の部分です。
登場人物や、舞台設定など。。
それらを使って、どのように
自分の人生を描いていくのかは自由ですね。
今の自分の人生物語にタイトルをつけるとしたら
どんな感じでしょうか?
我慢が日常の人は、
『どこまで耐えられる?我慢日誌』みたいな
エッセイかもしれませんね。
50代で起業した人は、
『人生は折り返してからが、本当の冒険の始まり!』
なんてタイトルになるかもしれません。
自分の心の本をどんな仕上がりにするのかも
自分次第です。
人生をかけて書き上げた本が
自分で納得のいく、楽しいものだといいんじゃないかと思います。
ちなみに、
ここからの人類はその生き様がアーカイブされていく
ことになるでしょう。
例えば、子孫が『ひいひいおじいちゃんってどんな人だった?』
とAIに尋ねると、
SNSなどの発信などがビックデータで収集されて、
僕のやっていたことや、実績、主張などから、
まさにどんな物語を生きた人かを導き出すでしょう。
僕たちは、ネットを使い発信する中で、
それが未来ずっと残り、子孫たちに検索されるかも
ということにもなりました。
匿名でやっとけば大丈夫という視点はありますが、
むしろ「出てこないんだ〜つまんないの」と思われることに
どう自分が反応するかもポイントですね。
どんな物語を残すのか、、
子孫を楽しませる物語が残せるといいなと
個人的には思ってます。
(^^)
あなたはどう感じますか?
本日は『心の本に何を書き込むのか?』
というテーマでお送りしました。
自分の本がこれから残るとするなら、
積極的に残しにいくのか、
中途半端にするのかもまた、
自分次第ですね。
“遺伝や育った環境は単なる「材料」でしかない。
その材料を使って住みにくい家を建てるか、
住みやすい家を建てるかは、あなた自身が決めればいい。”
(アルフレッド・アドラー :心理学者)
お読みいただきまして
ありがとうございました。
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