こんにちは!
毎日やる気なしサラリーマンから起業して、
心理学の会社を作った、望月です。
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本日は、
『個人の幸福が先にあるべき!』
というテーマでお送りします。
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●社会と幸福
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僕たちは、社会の中で生きています。
最初は、“自分と母”という社会から始まり、
家族へと広がり、
地域、学校、国と広がりを見せ、
その社会の中の自分という視点が
作られていきます。
この『社会の中の自分』という視点が
重視される面もあります。
まさに、社会の中の個人として、
『義務が課せられ、その義務を遂行することを促す』
社会的な圧力にさらされていきます。
これは、母子の中でも、
先にある『母の社会』には、
無意識的に『この子はこうあるべき』という義務が生じ、
『こうしなさい』という遂行の圧力が掛かります。
生まれた時には、母~国の社会はすでにもうあり、
その社会の義務にさらされて、
成長するのが人間です。
ですが、その相手(社会)に沿わせることが、
本当に幸福だと言えるのか??
このような疑問は、昔から哲学の世界で考えられてきました。
特に、近代哲学の祖と言われるカントは、
『幸福こそが、人間にとって正当な目的であり、
自然な性質の一部』とし、
『社会的な義務を遂行することより、
自分が“幸福である”に値するようにることを
なしていけ』
と言っています。
ここで考えたいのは、
社会側からは、『こうすれば幸福になれる』ということが
提示されているということです。
例えば、小中学生には『学校に行きなさい』という
義務と遂行の圧力があります。
それは、幸福になれるであろう道でもあるから、
それが採用されています。
ですが、幸福は個人のものなので、
学校に行かない方が幸福になれる可能性もあるわけです。
その意味で、自分の幸福を優先して行くことが重要になります。
カントが言うように、『幸福に向かうのは、人間の自然なこと』です。
ですが、いざ向かおうとすると、
『幸福って一体何??』とよく分からなくもなります。
それでも、そこに向かって行く姿勢が重要で、
一つずつ分かって行くこと、
実現して行くこと、そのものが幸福になります。
その一歩一歩を歩んでいくために、
個人の幸福を先に考えて行く必要があり、
親の立場になったら、
自分がやったからこそ、子の幸福も手助けができる
暖かな社会が作られて行くと思います。
その先に、地球全体も暖かな社会になることでしょうね。
(^^)
本日は、『個人の幸福が先にあるべき!』ということで
お送りしました。
人間は、どうしても社会が先にあって、
社会の中の自分が先に来ている状態で成長します。
だからこそ、どこかの時点で、
自分の幸福を優先することが必要です。
それを無意識的に選択できる人と、
ずっと社会の中の自分が先行してしまう人がいる
ということでした。
ま、多くの人は後者ですけどね。
それでは、どうぞ本日も
素敵な一日をお過ごしくださいませ~!
“幸福とは理性の理想ではなく、想像の理想である。”
(イマヌエル・カント:哲学者)
お読みいただきまして
ありがとうございました。
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