こんにちは~もっちです。
トラウマ解消、インナーチャイルドを癒す、
ブロックを外すなどなど、
スピリチュアル的手法に結構多いことですが、
これに忙しくなってしまっている人は
ちょっと?マークが浮かびます。
先日も、「今、○○でうまくいかないのは何でかなーと思っていたんですけど、
ヒーラーさんに見てもらったら、過去の○○の体験がトラウマになっているって分かったんです。癒して頂いてとっても良い感じになりました。」
なんて会話を聞きました。
その方、前にもそんなこと言ってたよなーなんて思いながら、
お茶会の場だったので、そのままスルーしたんだけど、
少し違和感を感じていたんですよね。
これって、心理学で言えばフロイトの立場とアドラーの立場の違いとも言えます。
三大心理学者といえば、フロイト、ユング、アドラーですが、
フロイトとアドラーの見方の違いを簡単に見てみましょう。
フロイトは、トラウマをかなり研究していました。
今うまくいかないのは、過去についた傷が原因だというように考えました。
もちろんこれもあると思っています。
一方、アドラーは、
「それじゃ、過去に支配されているようなものじゃん。
そんな決定論は面白くないじゃないか。
今を変えれば、過去の意味付けが変わるよね。
だから“今ここ”の方が大切だよ」的なことを言います。
例えば、今人と話すことが苦手だという問題があったとします。
フロイトなら、幼少期にいじめにあったコンプレックスによるものだという考え方をする一方、
アドラーは、今人と接したくない理由があって、その言い訳のために過去の経験を使っているという考え方です。
僕は、フロイト、アドラー両者の視点を持ったうえで、
アドラー的な立ち位置の方が、ライフワークを見出すにはいいと思っています。
強いトラウマはもちろん解消できるならした方がいいと思いますが、
結局は事実を変えることは出来ませんから、解釈を変えるということになります。
そのために必要なのは、目指す夢やゴールの設定です。
ここが自分の中で腑に落ちていて、本当に明確になっていれば、
ほとんどのトラウマは解釈が変わります。
「未来にこんなことを望んでいる。そのためにあの出来事があったんだ。」
この想いになれば、過去からエネルギーをもらえる状態になります。
トラウマ解消やインナーチャイルドを癒すことも、
その時は心も軽くなるので、癒し効果としては良いことだと思いますが、
そこにばかり目が行きすぎるのは勿体ないと感じてしまいます。
アドラーが言うように、過去に理由を求めていたら
それは無限に湧いてきてしまいます。
言い訳探しになっていないかなーと心配になりますね。
癒されたら、次はゴール設定に目を向けてもらった方が
ライフワークは発展していきますよ。
本日も、お読みいただきまして
ありがとうございました。
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