こんにちは！

マインドタイプ心理学の望月です。

本日はクリスマスイブですね～。

隣で寝ていた娘が、目覚めた瞬間「ついに来た～！」と
発していました。
プレゼントが待ち遠しいようです。
(^^)

世界中でのイベントですからね～

あなたは、クリスマスをどう感じますか？

本日は、
『全ては解釈の世界。どう生きる！？』
というテーマでお送りしていきます。

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●認識と解釈
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人は解釈の世界で生きています。
それは『事実ではない』幻想の世界に生きている
と言っても過言ではないでしょう。

僕たちは、まず五感でその情報をキャッチしますが、
それを脳が変換します。

ですから、受け手としてどう解釈するのかで、
見える世界は全く変わってしまいます。

例えば、40度のお風呂に入って
熱いと感じる（解釈）か、ぬるいと感じるかは人それぞれですし、
夏と冬とでも変わりますよね。

その後に友人と話す時に、
熱いという前提で話すのと、ぬるいという前提で話すのとでは
ズレが生じます。

まーこのぐらいのズレなら、
「あー相手は熱くなかったんだ～」ということで、
解釈のズレの補正がかかるのですが、

会話がもっと感情的な場合、
解釈のズレによって、伝わらなくなります。

このように感じ方には個性があり、
その個性によって解釈は変わります。
そして、常に解釈の入った状態で世界を見ているということです。

ここで言えるのは、
そもそも個性によって世界の見方は
事実ではなく解釈になっているので、

もっと言えば、『どう世界を解釈するのかは自由だ』ということです。

この世界が、生きにくいと解釈するのも、
楽しいと解釈するのも自分の自由です。

ただし自分一人で生きるなら、この世界をどう解釈するのかは自由ですが、
どうしても人は他人と関わりながら生きます。

すると、解釈の違いは
一緒に生きるということへの障壁になります。

ここにコミュニケーションの本質があります。

全く解釈が違う者同士が、心地よく生きるためには、
この解釈をある程度合わせたり、
相手の解釈をさらに解釈するという、

意識の分かち合いが必要になります。

ただ言いたいだけで、別に相手に解釈を求めないということなら
まー迷惑な話ですし、独りよがりなことですので、
コミュニケーションは成り立ちません。

また、自分の意見だけをわかってほしいというのも
一方的で、相手の解釈を受け入れる土台がないので
コミュニケーションは成り立ちません。

これらをやると、当然ですが
どんどん孤立していきます。

意識の分かち合いに行きたい、
分かりあいたいと望む場合、
気をつけたいのが『前提』です。

解釈学のガダマーという哲学者は、

いきなり全体を見ることはできない。
ぼんやりしてくる。
まずは部分を徹底的に見ていった結果
全体が浮かび上がってくる

ということを言っています。

解釈を話し合うなら、どの部分のことについての話なのか
前提をブラさないことが大切です。

でないと、何を話しているのかわからない
意味のない時間になってしまいます。

一つの前提からしか分かち合いはできませんから、
ほんと時間が掛かります。

これが分かち合うコミュニケーションにおいて
大切なことの一つだと思います。

ですから、現実的にここまでのコミュニケーションがやれるのは
大切な数人ぐらいでしょうね。
(^^)/

本日は、『全ては解釈の世界。どう生きる！？』
ということで、

解釈の世界をどう見るのも自由ですが、
必ず人と関わり合っていくので、
そこでは解釈の違いを分かち合うコミュニケーションが
必要になってくるということで
お送りしました。

“自分自身のことについて誠実でない人間は、
他人から重んじられる資格はない。”
（アインシュタイン：物理学者）

本日もお読みいただきありがとうございました。

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