こんにちは！

マインドタイプの望月です。

本日は
『世界の見方は解釈項で決まる！？』
というテーマでお送りします。

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●解釈
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企画に関する本や、発送に関する本に
『アブダクション』という言葉が出てきます。

”ひらめき”という意味合いで使われたりしますが、

本来は、古代ギリシャの哲学者も用いた
論理的思考法の一つです。

アブダクションは、推論して答えを導く
方法です。

例えば、森に入って、
木に爪痕があったとすると、クマが近くにいるかもしれないと
推論できます。

母親が、泣く子供を見て、
転んだのか、ものを取られたのか、ケンカしたのかと
推論する場面もありますね。

これは、何かの事象が表面化したものを見て、
推論するという考え方です。

この時に必要なのが、
その現実となる『表象』を見たときに、
それを解釈する『解釈項』にあると哲学者パースは考えました。

森に入って、生々しい爪痕を見たけど、
これは『恋人が記念に彫ったものだ』なんて解釈したら、
「きっとこの近くにカップルがいるな」なんて
全く違う推論が導かれてしまいます。

いかに表象を見て、的確な推論を導き出せるかが
問われるのですが、
これはどうしたって知識と経験によって
培われていくものです。

ハンターなら、ちょっと小枝が不自然に折れているのを見ただけで、
どれくらいの動物が通ったのかを推論したりしますが、

これを普通の人が見ても、
なんの推論も湧いてこないでしょう。

というか、表象すら目に入らないですね。

達人として、その領域を極めていくと、
まず表象がよりよく見えますし、
その表彰からの解釈項の精度が極度に高まります。

より世界が洗練されて見えているということですね。

そのためには、知識と経験が必要なのですが、

マインドタイプ的に言うと、

学んでから森に行き経験するタイプが考型で、

森にいって経験しながら学ぶのが感型です。

達人になるには、この考型と感型エネルギーが必要なのですが、
それは知識と経験によるアブダクションで、

精度の高い仮説を導き出せる能力でもあります。

この仮説が導けるかが、ライフワークにはとても重要で、

妄想や夢の領域から、仮説にまで落とし込めた時、
より確実に進んでいける事になります。

知識と経験から、解釈項の精度を高めて、
鮮やかにライフワークの世界を見ていけるといいですね。
(^^)/

本日は、
『世界の見方は解釈項で決まる！？』ということで、
アブダクションをテーマにお送りしました。
(^^)

“人間のすべての知的発展が可能になったのは、
われわれのあらゆる行動に誤りの可能性があるという事実のためである。”
（チャールズ・パース：哲学者）

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本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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