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こんにちは!
マインドタイプの望月です。
本日は、
『個人主義と印刷技術』
というテーマでお送りします。
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●西洋
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西洋が個人主義的で、
日本は和を重んじるように、
集団的な印象を受けますね。
なぜ西洋が個人主義的な価値観が
根付いたかという理由の一つに、
印刷技術の影響があるという見解があります。
活版印刷の技術によって、
本が入手しやすくなったので、
自分だけの時間を持つようになったということです。
それはまでは本はとても貴重なものだったので、
ほとんどが読み聞かせでした。
基本は音読ですので、
教会なんかに集まって、みんなで聞くということで、
その頃はまだ集団的でした。
そこから、中世ルネサンス期の発明で
本が普及したことによって
黙読の時間が増え、
自分だけの時間や知識、そして思考なども増えました。
その本を読むという時間があったから、
個人主義的な文化が早く作られたということです。
一方、日本では、1872年にやっと
図書館での音読が禁止されたということで、
西洋に比べて400年も遅れていたとも言えます。
昭和の時代は、テレビを家族で見ているなど、
そこもみんなと共有がありましたが、
もう今の時代、スマホ一つで
みんな好きなものを好きなように見ているので、
例えばYoutubeのおすすめなんかも
隣の人とまるで違う状態です。
まさに、どんどん個人化している世の中です。
反面、心は個人化が進むにつれて
精神的孤独感を大きく募らせていきます。
ふとすると、ひとりぽっち感が強まって、
どこかで繋がりを求めていきます。
それが、同じ趣味で繋がるコミュニティの時代ということでしょう。
もちろん、一人の人でも興味は色々あって
変化もします。
自分の本棚に、いろんな本というコミュニティが
ある感じです。
そのコミュニティを行き来しながら、
自分の生き方を模索して行く時代でしょう。
だからこそ、コミュニティリーダーとして
生きることもまた重要です。
自分が中心となって場を作る。
それがライフワークですからね。
(^^)/
印刷技術より強化された個人化が、
更なるIT技術によって加速している世の中ですね。
本日は、『個人主義と印刷技術』
ということで、
本の黙読によって、一人の時間が増えたことで
個人化が強まったということについて
お送りしました。
そこを見ると、ほんと現代は個人の時代ですね。
“自己の個性の発展をなしとげようと思うならば、
同時に他人の個性も尊重しなければならない。”
( 夏目漱石:小説家)
お読みいただきましてありがとうございました。
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