こんにちは~マインドタイプのもっちこと望月です。
本日は日本の力「和」について触れていきたいと思います。
この特徴を知っているだけで、
モノ作りにどんどに活かせて、面白いものができて行きますよ~。
『和する力』とは、融合させていく力ですね。
日本古来のモノのように感じる、醤油や味噌も
元型は、中国、韓国から伝わったものです。
天ぷらは、ポルトガルから伝わったと言われています。
また、日本のカレーがなぜ粘性があるのかといえば、
海軍が揺れる船の上で食べられるようにするために、改良したものだそうです。
肉じゃがに至っては、海軍大将 東条平八郎が給仕係に
ビーフシチューを作らせようとしたけど、
デミグラス的な黒いものが分からなかったため、
醤油を入れて作ったのがキッカケです。それが今や日本を代表するようなおかずになっています。
はっきり言って、どれもこれもが元のものに似ているようで、まるで違うものになっています。
これが『和』の力です。
融合させ、大切な視点は残し、変ってもいいものは変えてしまい、
結果、当初の予定よりも優れたものを生みだしてしまう力です。
海外はその点、和ではなく、『差』を生む文化です。
よくマーケティングでも差別化なんて言葉をよく使いますが、
差をつけることに価値を見出します。
日本の『和』は、『差』の視点から見るとマネをしているように見えるでしょう。
でも全く違う視点で見ているんですね。
これは、一段上の抽象度の高い視点で捉えられているということです。
もしマネなら、まったく同じにならなければ気が済まないでしょう。
ビーフシチューを作るのなら、ビーフシチューでなければならないわけですが、
抽象的なイメージなら、例えば東条平八郎の中に『食べたことのない美味しいものを食べさせたい』という視点があったはずです。
ですから、出来た肉じゃがは『日本人好みの食べたことのない美味しい食べ物』として全然オッケーになります。
『ちょっと違うけど、みんな喜んでくれるんならOK!』みたいな感覚が大いにあります。
和の強みは、現実にべったりではなくて、少しぼんやりとした抽象的なところに視点がある事です。
そして、マインドタイプでいう『和型』はまさにこのエネルギーの高い人です。
何かを開発したい時は、現実的にしっかり考える考型さんと、ちょっと抽象度の高い和型さんを組ませると
とても面白いものが導かれてきます。
ただ、和型は抽象的なところに視点があるため、
逆にどこか、ぼんやりしていることも多くなるので注意が必要w
やることや、目標などがぼんやりしがちですww
『和」に必要なのは明確なリーダーシップです。
それを自分の中にも作る必要があります。
日本の政治がどうもぼんやりしていて、何がしたいのか見えないのは、
こんな文化的影響もあるのかもしれません。
ただ、和の力は、今までのものを包括させつつ、さらにより良いものを生み出す力なので、
その文化の中で育った僕達は、この力備わっているという事を認識しながら、ライフワークを発展させていきたいですね。
本日もお読みいただきましてありがとうございました。
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