オカルトに走る天才達!

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日は、『オカルトに走る天才達!』
というテーマでお送りしていきます。

——————————-
●シュレディンガー
——————————-

特に科学者にありがちなのが、
晩年になるとオカルトに走りやすい、、
というお話を本日はしていこうと思います。

マインドタイプ心理学として僕が主軸に置き、
先生、メンターとしているのが心理学者のユングですが、

彼は錬金術などのオカルト的な要素をふんだんに取り入れながら、
意識の構造を解明しようとしてきました。

科学の垣根を簡単に飛び越えながら、自由に飛び回り
発想した感覚に、僕はとても共感しています。

今回は、もう一人、量子物理学の道を切り開いた天才物理学者の
シュレディンガーについて触れていこうと思います。

『シュレディンガー方程式』や『シュレディンガーの猫』などが有名で、
ノーベル物理学賞を受賞した方です。

科学者は、最初は自分の研究分野を突き詰めていきますが、
ある程度の功績を出してきた後、

『人間とは?人生とは?』という哲学的な問いに挑もうと
してきます。

シュレディンガーも晩年、『私(人間)って何ですか?』という問いに対して

『原子運動を自然法則に従って制御するもの』
と、物理学者っぽいことを答えるのですが、
これがだんだんオカルト的、スピリチュアル的になるんですね。

量子物理学の世界では、全てのものは小さな原子(現在は素粒子レベル)
の働きで動いているということが証明されてきてますね。

その運動を『自然法則に従って』という表現をされますが、
この自然法則がどんな天才を持ってしても、その意味を言葉にできないんです。

この世界が、これだけの多様性を持って、このように成り立っているかが、
もうどうしたって説明がつかない。

素粒子のような小さなものが作用しているのは分かるけど、
それがなぜ働いて、これだけのものが出来上がるのは、

そこにはまだ分からないけど、背後には“何らかの法則がある”と感じるわけです。

特に人間の意識が『私』を、なぜこのように見るのか、感じるのか、
そして存在しているのかと問うた時、

『きっとなんかあるよね』でも『それはまだ何とも言えないよね』という感じに陥っていきます。

そこを説明しようとすると、神様なんかを持ち出さざるをえなくなります。

その“背後にあるなんか”を、神として置いておく、、
まーこれを数学的に言えば『虚数i』にしておく、みたいな感じだと
僕は解釈してるんですが、

シュレディンガーもまた『自然法則=神の写し』という表現をしています。

ここからシュレディンガーが導き出したのが、
『意識とは、この世の人が共通して持っていて、この世に一つしかない』という
結論になっていくんです。

意識は、『白紙の本のようなもの』で、それをみんな渡されて、
各々が経験を通して本に書き込んでいくので、
それぞれの個性が生まれるというような考えをしています。

この共通して持つ白紙の本のような土台が、自然法則であり、
意識であると説明付けています。

これは、ユングの表現では、集合的無意識が土台にあって
そこから、潜在意識、顕在意識という構造になっていく
という表現に似てきます。

この集合的無意識という、全人類が共通する一つの土台を見ていくと、
神様というような宗教的であり、オカルト的であり、スピリチュアル的な表現が
多分に含まれてきて、

これらを見過ごしては語れなくなってきてしまうのですね。

なので、科学者が自分の研究分野を突き詰めていくと、
自然法則のようなものを見出していきやすく、

それがオカルトと隣り合わせにしか語れない領域になるので
晩年は、人生論などと相まって、その道に行きやすいという感じです。

このような意味もあって、マインドタイプ心理学では、
意識を見ていく時、初めからある程度この神様的な自然法則領域を
設定して語ろうとしました。

それが『センター』という領域の設定です。

ここを無視しては、自分の人生を深く考えるための土台を失うと
感じているからです。

と、まーそんな訳で、マインドタイプ心理学もまた、
スピリチュアル的な匂いが出てきてしまうという感じっすね。
(^^)/

まーここを大切だなーと感じる人に共感頂ければ幸いです。

本日は、『オカルトに走る天才達!』ということで、

シュレディンガーを題材にお送りしました。

マインドタイプも、
感覚的な方ほど、『センター』を設定していることに
とても共感してくださるんで、

天才が晩年辿り着くものを最初から感じているんだなーと
興味深く見させてもらってます。

 

“たとえ不完全にしか知らなくとも、物笑いの種になる危険を冒すとも、
あらゆる事実や理論を統合する仕事に
誰かが思いきって手をつけるより他は無いのだ”
(シュレディンガー:物理学者)

も:「シュレディンガー先生、そうですよね。
僕もまだ2割ぐらいしか作れていない。誰かに笑われるのも当然っす!
でも進んでいく人生を歩みたい。」

 

本日もお読み頂きありがとうございました。

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