こんにちは！

マインドタイプの望月です。

本日は、
『望みの先にあるのは、トレードオフ！』
というテーマでお送りします。

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●どちらを選択する？
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トレードオフとは、
何かを得ると、何かを失うという関係性です。

何かを『望む』ということをした先には、
『得るもの』と同時に『失うもの』が出てくるということです。

まー当たり前のことなのですが、

何かを望むということは、現状を変化させるということになります。

現状を変化させるということは、
今の現状は続けられないということになりますね。

ですから、自分の望みを叶えるためには、
常に何かを失うことになります。

ここに、現状を変えられない心理が働きます。

人は、得る喜びより、失う痛みの方が
感情として2倍違うということが、
ノーベル賞を受賞した心理学者カーネマンの研究によって
明らかになっています。

得る喜びが10なら、失うものは20も痛みを感じてしまうので、
それなら、動かないで現状を維持した方が良いという
思考になってしまうのです。

やってもいない妄想段階では、
潜在意識での感情のトレードオフにより
失う方の痛みを大きく感じますから、

どんなに望んでいようが、結局行動しないということが
選択されていきます。

現実的に、何を失うのかというと、
それは今の自分が『楽をしていること』です。

人間は、どんな現状であれ、
それを続けているという現実があるのであれば、
それが『とても楽なこと』になってるのです。

何か願望を望んで行動すると、
その『今、楽をしているもの』を失うことになります。

ですから、通常は
「こんな現状は、もう嫌だー絶対変えたい！」
というところまで追い込んでいって、
やっと望みへと行動が移せるのです。

まさに『もう失うものなど何も無い』というどん底にいってから
やっと変われるというルートになるのですね。

できれば、そんなどん底をわざわざ経験しなくてもいいのでは、、
と思うのですが、
心理の仕組みを知らないと、そうなります。

そしてこれが一番変われる方法でもあります。

望みを現実にするなら、
必ず失うものがあります。

その失うものにも目を向けて、
それでも行くのかどうか決めた時、
あっという間に現実は動き出し、
大きく変化します。

決まったのなら、そこに向けて行動しているのが
普通ですからね。
行動すれば、必ず変化が起こりますから～。

本日は、
『望みの先にあるのは、トレードオフ！』
ということで、

望むのなら、失うもの（＝現状であり、楽をしていること）がある
ということでお送りしました。

楽なことを失いながら、どんどん変化して行くからこそ、
人生は面白くもあり、幸せにも向かえると思います。
(^^)/

まーそうは言っても、楽をしたいのが人間なので、
僕も、いつもどっぷり楽に行っちゃいますけどね。
(^^;)

“空を飛びたいなら、あなたを地上に引き留めている些細なものを諦めることだ”
（ トニ・モリスン：ノーベル文学賞）

お読みいただきましてありがとうございました。

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