こんにちは~もっちです。
先日もコンサル中に、「今時の若者は夢がなさすぎる」という話題になりました。
もう60代半ばの経営者から、そういった覇気の薄さみたいなものへの
懸念を聞いてきたのですが、
「確かに!」と納得した内容になったのでシェアさせていただきます。
もう少ししたら、2代目に全権を譲ろうかという
その経営者が、「夢の無さ」や「覇気のなさ」を
2代目はじめ、今の現役世代とのギャップを感じて
話しても「ぬかに釘」的に感じる・・・・
というお嘆きを先日の大きな話題として聞いていたんですね。
若者といっても、40代前後のことを言っていて、
僕もその世代です。
ですから、若者代表としてお話しを聞いていた面もありました。
聞いていて思ったのが、
「やはり、今の時代は満たされている」ということでした。
よく成功哲学のセミナーとかでも、
「夢を100個書き出しなさい」とか、「夢をビジュアル化して貼っておきなさい」
なんて言われます。
最近ブログで発言している、「使命感や志」とはちょっとニュアンスがずれる夢のように思われるかもしれませんが、
これって両方必要なんです。
なぜかというと、人間は2つのもので出来ているからです。
魂である「真我」と、欲で例えられる「自我」です。
使命感や志は、真我に根ざしたことです。
これが持てないというのは、まー普通というか、
あまりみんなそんなに深く考えた経験がないので、今も昔もというところはありますが、
問題は、自我の夢の方でした。
昔は、車が欲しい、海外旅行に行きたい、ブランドで身を固めたいみたいなものも
みんな「どーしても欲しいな~」というレベルで感じていたそうですが、
今は、そう思っても大体そろってるし、
夢のモチベーションとしても、とても薄くなってるんですよね。
ですから、そこそこでいいという感じ。
会社を盛り上げていこうという思いもなければ、
自分がどうしていきたいという想いもない。
僕も、「いや~そうですね~」と言いながら思っていました。
昔は、やれば手に入る、会社をみんなで盛り上げようみたいな
空気感がどこにでもあったけど、今は全然です・・というお話しでした。
そこは歩合で給料が決まるので、
言ってみれば、みんな個人企業みたいなものです。
そして丁度来たある若者に「今何か欲しいものある?」と聞くと、
「クルマですね~家族がみんな乗れる大きいのが欲しいです。」と言いました。
でも今でもギュウギュウなら乗れるクルマを持っているそうです。
「それ今年買えちゃうほど頑張ろうよ。」なんて言ってみても、
「いや~それはちと厳しいんですね~だって、毎月の貯金がこれくらいで・・」
なんて会話になってました。
そこへのモチベーションが低いので、どうしても今の延長上で物事を見てしまいます。
どうしても欲しいとなれば、「どうしたらいいのか?」という思考になっていきます。
今の状況では難しいなら、今の自分から飛躍した自分になるしかありません。
飛躍するには、エネルギーがいりますから、
それに見合うモチベーションが必要になります。
昔は、無い状態から、隣のあの人が手に入れた、友人のあいつが手に入れたと
どんどんみんなが手にした状態。モチベーションも上がります。
今は、大体そろっている中ですから、モチベーションが湧かない。。
飛躍しようと思わない、覇気がない、
覇気がなく、こなすだけの毎日・・・
そんな人を会社はどんどん部品としか見なくなる・・・
部品なら単価の安い方がいい・・・
給料が上がらない・・・
益々、夢を考える暇も無くなる・・・
なんとも、心のデフレスパイラルに陥っていくのを感じました。
それで本当に幸せなのかい?と問いかけたくなりました。
これだけのモノがそろっている奇跡の中で、
そこからもっと夢を描こうよ!とやっぱり僕は伝えたいですし、
そのワクワクした姿を子供に見せていこうよ!と背中を押したくなります。
これだけ、日々のモチベーションに差が出てくるのなら、
やはり数年後には、はっきりと二極化しちゃうんだろうな~と
感じました。
一緒に心のインフレスパイラルを起こしていきましょう。
真我(魂)の夢も、自我(欲)の夢もリアルに描きながら
生きたいものですね。
本日もお読みいただきまして、
ありがとうございました。
PS:
ちなみに自我の夢は、この世界だからこそ味わえるのです。
レベルが低い夢だという人もいますが、
そっちだけに偏るのがよくないことであって(人はどうしてもそっちだけになりがちですから)、
両方大切だと思っています。
真我の夢も、自我の夢も一度見つめていきませんか?
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