記憶の不思議

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こんにちは!

毎日やる気なしサラリーマンから起業して、
心理学の会社を作った、望月です。

■□―――――――――□■

本日は、
『記憶の不思議』
というテーマでお送りします。

——————————-
●物語り
——————————-

記憶について改めて考えると、
なかなか興味深いです。

人は普段のことを99.9%忘れていきますね。

1年前の今日のことなんてまるで覚えていません。

そんな中でも記憶に残ることってあります。

例えば、ボールペンを渡されて、
これが鉛筆でもなく、シャープペンでもなく、
マジックでもなく、万年筆でもなく、
『ボールペン』だと認識できるのは、

ボールペンが記憶にあるからです。

字を書くモノというカテゴリーの中で、
ボールペンというカテゴリーが別れて整理されています。

だから、一目見て分かる訳です。

でも、字を書く文化がまるで無い原始人が見たら、
何なのかまるでわかりません。

「先から色のついた物が出る、、きっと毒だ、
これは毒矢の一種ではないか」
と、毒矢のような武器の一種として
カテゴライズされたりするでしょう。

この時に、脳内では物語が形成されていきます。

自分の今までの知識から、似たような物が検索され、
情報の空白部分は、勝手に補完されていきます。

『きっとこうだ』という架空の物語が、
次には「そうだ。そうに違いない。」という確信になっていきます。

そして、ボールペンを毒矢と認識した人は、
ずっとそうだと思い込んで生きていきます。

もちろん、ちゃんと使って「あれ?違うかも」と
確認していくなら、訂正されますが、

日常で触れることがないなら、
思い込みの物語のまま進行してしまうことが
非常に多いです。

これがボールペンぐらいなら、
さして人生に影響がありませんが、
人生を揺るがすこともよく起こります。

例えば、子供の頃にイライラした母親から
「あなたを産まなければよかった」と
言われた一言で、人生を揺るがされ続けることもよくあります。

自分への否定の言葉→「きっとそうに違いない」と、

子供ながらに作った物語が記憶され続け、
確認することもなく
(面と向かってしっかりと確認できないので)、

結果、自分の存在が揺るがされた状態で、
自分がわからなくなっていることが
よく起こります。

まさに、
ずっと人生が根底で揺らいでいる状態です。

これはよくセッションで扱うことですが、

今の自分で捉え直し、
自分の心に無理のこない捉え方にして、
記憶を整理することができます。

そうすることで、今の自分からエネルギーを奪うような
気持ちが落ち込む物語ではなく、

今の自分にエネルギーを与える、気持ちが上がる物語に
捉え直すことができていきます。

その方が、ずっと生きやすくなりますからね。
(^^)/

本日は『記憶の不思議』というテーマで
お送りしました。

過去の創作された記憶で苦しみ続けなくて大丈夫。

今の自分なら変えていけるので、
そこにチャレンジしてみてくださいね。

分からなければ、お話に来てくださいませ~
(^^)

それでは、どうぞ本日も
素敵な一日をお過ごしくださいませ~!

“人の思いは所詮、記憶の奴隷。”
(ウィリアム・シェイクスピア:劇作家)

お読みいただきまして
ありがとうございました。

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