こんにちは~もっちです。
今日は言葉と、人の世界観について
お話ししていこうと思います。
僕達が生きている、この物質世界。
確かにその世界はあるのですが、
僕達はどうしても、五感から入った情報を様々なフィルターを通して見ています。
ということは、全てを正確には分かっていません。
これが「客観世界」と「主観世界」です。
客観世界は、物理的な世界。
主観世界は、フィルターを通して見た自分だけの世界です。
このフィルターに大きな影響を及ぼしているものの一つが「言葉」です。
言葉によって世界は区切られています。
赤ちゃんの見ている世界は、混とんとしていますが、
ひとつひとつ、言葉を覚えることによって、
ママ、パパ、お皿、お箸・・・と、
明確にそのものを認識することが出来ていきます。
お皿も、お茶碗も、お椀も、みんな一緒の「器(うつわ)」から
言葉によって切り取られたものです。
このお話しでよく例に出されるのが、「虹の色」です。
虹は、7色だと言います。
でも、それは僕達が7色の言葉を知っているから分けれているのです。
国や民族によっては、単に明暗に分けた2色だったり、
5色だったりします。
実際の虹はスペクトルで、色の連続したものです。
ですから、区切ろうと思えば、いくらでも区切れます。
でも、僕達は、虹は7色だと思っている。
そういうフィルターが作られています。
ですから、言葉をよく知っている人ほど、
この世の中をよりクリアに見ることが出来ます。
僕たちは、そいった知らず知らずにフィルターを作って、
勝手に客観世界を切り取って見ています。
それは、お金の価値観、
仕事の価値観、
人間関係の価値観、
人生の価値観にも大きな影響を与え、
自分の勝手に作った世界との摩擦を繰り返します。
客観世界があって、
でも自分は主観世界にしか生きられないとしたら、
どうやって他の人の世界と共有していったらいいのだろうかと悩みますが、
これを自分なりに解釈すると、
お金や仕事や、人間関係が上手くいき出し、
人生がより鮮やかになっていきます。
今日はちょっと概念的なお話しになってしまいましたが、
とても重要な視点だと思います。
本日もお読みいただきまして、
ありがとうございました。
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