こんにちは！
マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、
『実体経済との乖離が恐ろしい・・』
というテーマでお送りしていきます。

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●投資
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どこまで上がるのか？？

今週、30年ぶりに日経平均株価が
３万円を突破した。

50代以上の投資家にとっては、
喜ばしい反面、怖さも伴っていることでしょう。

それもそのはず、30年前のバブルを
経験しているからですね。

次の指標としては、過去最高値、
バブルに沸いた1989年12月29日につけた
3万8千円が目安です。

株価などの投資の折れ線グラフは、
ある意味、人の集合意識の表れです。

大体、みんな「ここを超えたら・・」とか
考えていて、
それがおおよそ共有されていたりします。

そんな投資の世界では、『靴磨き少年』という逸話が
教訓として広まっています。

1929年のアメリカで大恐慌に入る寸前、
ケネディ大統領の父、ジョセフ・P・ケネディは
オフィスに向かう途中、靴磨きの少年に靴を磨いてもらっていました。

その最中に、少年から
『今度株を買うんだ。おじさんもこれを買った方が良いよ。』
という話を聞きました。

ケネディは、『こんな少年が買うのなら、この先買う人はいないから
暴落は近い』と予想して売りに出したそうです。

その数ヶ月後、大暴落が始まりました。

30年前の日本のバブル期でも、『土地の価格は下がらない』と、
土地神話が流行りました。
今まで投資とは縁の無い人が、投資を始めたんです。

その後、バブルは弾けました。

今回は、コロナ禍というまた特殊な環境です。

各国政府は金を刷りまくって、困っている人に配っていますが、
『それ結局、回り回って、投資に使われてない？』
ということになってます。

結局、お金持ちの仕組みで、集まる人のところに集まって、
お金持ちは投資に入れています。

株も、金属も、仮想通貨も軒並み上昇中。

もちろん、この先どこまで行くかわかりません。

個人的には、特殊な状況下であるが故に
最高値を超えていく気はしてます。

でも、、

今まで投資したことがない隣の人が、
「数ヶ月でこんなになった～」なんて嬉しそうに話して、
「じゃー俺も」なんて思った頃には、

投資家たちは、売りの準備をしていますからね。

その後は、やっぱり氷河期でしょう。。

その氷河期に備えていくことも考えておきたいですね。

僕は、このお金の世界の崩壊が起こって、
やっと意識的に、『自分なりの幸せ』へと目がいくと思ってますが、

まーそれでも今回のバブルでまた
大幅にお金が増える人は多いでしょうね。

そのお金の出所が、国の借金で
結局、投資とは関係ない人も税金という形でツケが回ってくる、

そんな資本主義の究極の場面を見ている気がします。

そういう社会のルールです。

ルールに従ってプレーヤーとなるのか、
観客席にも座らず、入場料だけ取られるのか、

今までは、プレーヤー同士の勝った負けたの方が
大きかったのですが、
今回は、全員が入場料を取られていくという方が
大きくなってますからね。

まー僕の偏見かもしれませんが、、、

実体経済と、投資の世界の乖離が
かなり恐ろしいです・・

本日は、『実体経済との乖離が恐ろしい・・』ということで、

今週のトピックとして
30年ぶりの株価3万円突破のニュースより
お送りしました。

ちなみに、僕のもう一つの会社は投資に絡んだ事業なので、
僕自身はプレーヤーです。
昨年だけでも含み益でニセン万円は出てますので、
ありがたい話です。

ただ、今の現状は、多くの人が
『ルールを知らないで、参加している状態』
これが教育上よろしくないと思うのですよね。

“市場を支配しているのは数学ではなく人間の心理だ。”
（ジョージ・ソロス：ウォール街の投機王

本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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