こんにちは!
マインドタイプの望月です。
本日は、
『労働力と資本主義社会』
というテーマでお送りします。
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●お金の社会の構造図
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資本主義社会ができて、
人間の意識も大きく変化しました。
お金があると夢が見られるようになります。
これは実際にあったお話ですが、
お金の文化が無く、
その日暮らしの先住民族がいました。
そこではある木の実が採れるのですが、
お金が無い時は、
食べる分と、村人に配る分しか採りませんでした。
ですが、外からお金の文化が持ち込まれた時、
その木の実をたくさんとって、お金に変えることをし、
『蓄える』ということをするようになりました。
村人は、「これで子供にもっと良い教育を
受けさせることができる」と、
未来の夢を見ることが出来たのです。
蓄える=いつか未来のために使う
ということで、未来を考えるということが
より個人の想像力と発展の力を作り出します。
これはほんの数十年前のある民族の話です。
でも、こうしたことが2000年以上前から世界中で起こり、
資本主義社会は徐々に形をなしていきました。
そうして始まった、資本主義社会は、
徐々に、お金の尺度での契約になっていきます。
『給料はこれぐらいですが、ここで働きますか?』
年収300万円で働くのか、年収1000万円で働くのか
という契約になります。
これが労働者の誕生です。
産業革命以降、ものすごい格差を産んだのが、
労働者と資本家の問題です。
資本家が、労働者を工場の部品として見た場合、
賃金の役割は、3つあります。
1、体力を回復して、毎日持続的に働ける
2、スキルを磨いて性能を上げていく
3、子供を生み育てて、次世代の労働力を作る
これは、社会側からも押し付けられる圧力です。
特に次世代の子供を育てる時、
年収300万円の世帯は、同じ年収300万円を稼ぐ労働力を
育てることになり、
年収1000万円の世帯は、1000万円を稼ぐための労働力を
育てることになります。
もちろん年収300万円の家から、年収一億円の子供が出るという
イレギュラーは起こりますが、
基本的には、『親と同程度の労働力を生むように』という
社会的な圧力が、賃金の設定に関係しています。
例えば、年収300万円の家庭では、
公教育だけでプラスアルファはなく、
家にあって接する品々もそのレベルのものになります。
一方、1000万円の家庭では、
子供の頃からお稽古などもマンツーマンの教育にお金を使い、
身の回りにあるものも、ちょっとお高めのものが揃っていると
それが自分の水準として、潜在意識に染み込みます。
生活水準と次世代のためにお金が使われるのが
構造として見て取れます。
このような資本主義の構造と、
そこからの心理的傾向として見えるのは、
育った家庭環境に似通っていくという感じです。
それをどうしても脱したいと願った人だけが
その枠を飛び越えて、全く別の年収環境に飛び出します。
お金があることで、いろんな夢を見られる一方、
自分を労働者(お金で契約する資本主義構造)として見ていると、
飛び出すことが難しいのが現実です。
賃金自体が、『回復、スキルアップ、子育て』で終了してしまうぐらいしか
ハナから設定されていないからです。
この歯車から抜け出すのか、
ここは人生おいてチャレンジングなことですし、
なかなか興味深いところですね。
(^^)
本日は『労働力と資本主義社会』ということで
お送りしました。
自分自身を労働者という認識でいると、
このように、社会から押し付けられる圧力によって
その場に押し留められもします。
未来を見ながら、本当はどう歩みたいのか、、
自分自身の想いを明確化していかないと、
良くも悪くも、なんとなく過ごしていってしまいますね。
“貧乏に対する恐怖に人生を支配させてしまえば、
その報酬として食べていくことができるだろう。
しかし生きることはできなくなる。”
( バーナード・ショー:文学者)
お読みいただきましてありがとうございました。
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