牛肉のA5ランクは味じゃない?!

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こんにちは!

2社の法人代表をしている心理哲学者の望月です。

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本日は、
『牛肉のA5ランクは味じゃない?!』
というテーマでお送りします。

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●踊らされる大衆
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先日、牛肉についての話を聞きました。

よく『最高ランクA5の肉です!』という
売り文句を見聞きします。

ですが、このA5ランクは、
『美味しい』という基準となんら関係がないとのこと。

ランクの基準は2つで『さし(脂の入る量)』と、
『歩留まり(肉の取れる量)』で決まります。

この基準でC1~A5の15段階があって、
もちろんA5が最高評価と共に高値で取引されます。

でも、脂の量と、肉の取れる量って
見た目の良さと、どれだけ売り物になるかということなので、
売る側の評価でしかありません。

もちろん、脂が全く無いと肉感がぱさつくので
脂が乗っている方が美味しく感じますが、
だからといって、たくさん入っているのが美味しいかは別ですよね。

昔、畜産の会社を経営する女性社長が
僕の講座に来たことがありましたが、

その方は、赤身の良さを伝えたいといっていました。

特に女性は赤身肉の方が良いということを、
広めていきたいといっていたのですが、

それは、下手に脂が多い肉は
体にも良くないという事だったからと記憶しています。

また、あるシェフは、
『この牛なら、B3ランクが一番美味しい』とも話していて、
でも『B3肉を使用しているとは、
とてもじゃないけど言えない。』と言っていました。

それは、大衆はA5が良い肉、
ランクBは悪い肉という価値観が
しっかりと刷り込まれてしまっているからです。

このような色メガネを僕たちは自然と掛けさせられています。

だからこそ僕たちは、自分の感覚を大切にすることですね。

もちろんA5の肉が美味し牛もいれば、
その脂の量が美味しいと感じる人もいますが、

B3が最高に美味しい牛や料理もあるので、

それこそ自分の感覚を大切にしていきたいですね。

肉の話をしていたら、焼肉を食べにいきたくなりました。
(^^)

本日は、『牛肉のA5ランクは味じゃない?!』というテーマで、
お送りしました。

ちまたのマーケティングは、
このような色メガネをいかに掛けてもらうかの
戦略ばかりを考えています。

そして、大衆は知らぬ間に色メガネで評価しています。

そこへの疑いは見ておきたいですね。

それでは、どうぞ本日も
素敵な一日をお過ごしくださいませ~!

“ピンク色のレンズの眼鏡をかけている人は、
世界がピンクだと勘違いしている。
自分が眼鏡をかけていることに気づいていないのだ。”
(アルフレッド・アドラー:心理学者)

お読みいただきまして
ありがとうございました。

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