こんにちは～もっちです。

本日は、人生においての『究極の質問』というテーマでお送りします。

一昨日もニーチェからの記事を書きましたが、
本日のテーマもニーチェが残したこの言葉が発端です。

『永劫回帰（えいごうかいき）』

人生は、未来永劫繰り返す・・・みたいに捉えられている言葉なんですが、
はっきり言って意味が分かりませんｗｗ

何度も見聞きしてきた言葉なんですが、
これまでまるでしっくりきませんでした。

『輪廻転生とかに近いことを言ってるのかな～
でも、ニーチェの言いたいのは現実的なことなのに、
どういう意味でこの言葉を使ってるのかな～』なんて疑問があったんですが、

田坂広志先生が、かなりわかりやすく説明して下さっていたので
シェアしたいと思います。

それは、とても深い人生においての『究極の質問』なんです。

この人生で、誰もが共通して持っている
たった二つの真実があります。

それは、『必ず死ぬ』ということと、
『人生はたった一度きり』だということです。

まあ、輪廻転生を信じている人にとっては、
何回もあるという認識かもしれませんが、

この身体でこの時代で過ごすことは、もうありません。

『永劫回帰』という言葉は、それが何回もあるという風にも捉えられた、
とても複雑な概念です。
本当に多くの哲学研究者を悩ませてきた言葉です。

それでは、『永劫回帰』の本当の意味と
それを表す『究極の質問』の物語をお伝えしたいと思います。

～・～・～・～・～・～・～

あなたは、
色んな人と巡り合って、色々な経験をして、
人生を精一杯生きていきました。

そして、ついにあなたの人生が終わる瞬間がやってきました。

ベッドに横たわっているあなたを、取り囲む多くの人々。。
家族が手を取り、友人が涙を浮かべてあなたのそばにいます。
うっすらとしか見えないその光景が、
だんだんと閉じていきます。

そしてついにあなたの瞳がこの世界に別れを告げた瞬間、

あなたのそばに、不思議な人物が現れ、
あなたにこう問いかけました。

『今、人生を終えようとしているあなた。。

もしあなたが、この人生と全く同じ人生を生きよと問われたら、
あなたは、「喜んでお受けいたします。」と答えることが出来ますか？

もしあなたが、この人生と全く同じ人生を何度も何度も、
何度も、何度も、、
永遠に生きよと問われたとしたら、
あなたは、「喜んでお受けいたします。」と答えることが出来ますか？

その未来永劫、回帰する人生を
喜んで受け入れることが出来ますか？』

そう不思議な人物は問いかけられました・・・・

～・～・～・～・～・～・～

これが田坂先生が示された、永劫回帰の意味です。

たった一度の人生を悔い無く生きられるのか？

人生において、失敗、挫折などの悔いのない人間なんて誰一人として
いないと思いますが、

「それがあったからこそ、今がある」と言える人生が
この不思議な人物からの質問に「はい！」と答えられるようになるのだと思います。

先日もカウンセリングをしていて感じたのですが、

過去の挫折や悔しく思うこと、悲しい出来事は、
今現在の、捉え方を変えるだけで、「このために経験してきたことなんだ」と
変えることが出来ます。

その時に重要な視点が、
自分の幸せに向かう方向性と、成長したいという気持ちです。

この気持ちがないと、過去を悔いの残るまま、
何度も自分の中で繰りしてしまいます。

この書き換えには少しテクニックがいりますので、
またどこかでお伝えしたいとは思いますがｗ。

常に、全てはこのためなんだと思えるような人生を
送ることが出来ていったら、

永劫回帰の物語で語られた『究極の質問』、
『何度も繰り返し生きたい人生』に近づけることが
出来てくるのではないかと思います。

あなたも、出来る事ならこの不思議な人物からの質問に、
「はい！喜んでお受けいたします。」と答えられる
人生になったらいいな～なんて思いませんか？

本日もお読みいただきまして、
ありがとうございます。

PS：
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