【新月】蓮の花のように生きるべし!

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こんにちは。
マインドタイプの望月です。

5月ですね~!
う~ん早い!(^^)

先日は高野山を訪問しました。

宿坊に泊まり、朝のお勤めにも参加して
空海の空気感を感じてきました。
(^^)/

『蓮の花のように生きるべし!』

今回の高野山訪問は、
『櫻池院』というお寺からのご依頼で、
うちの奥さんに演奏の仕事が入ったからでした。

この櫻池院は武田信玄の菩提寺として、
信玄のご位牌があるお寺でした。

信玄といえば、山梨ですが
マインドタイプの本拠地を山梨県にしたことで、
その繋がりも感じつつ、

住職の話を聞きました。

今回お聞きした話の中から、
蓮の花についてお送りしたいと思います。

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●泥の中から
——————————-

空海の言葉、

『凡人の心は合蓮華の如く、仏の心は満月の如し』

ということをお聞きしました。

その話を僕なりの解釈とアレンジを加えて
お話ししてみます。

合蓮華(ごうれんげ)とは、花びらがまだ閉じている
硬い蕾の状態を指します。

迷いや恨みや怒りや恐れなど、負の感情を
抱え込んで、硬く心を閉じている状態です。

一般の人は、硬くとじている状態になってしまいます。

心が固く閉じている状態から、
美しく開花することができる、、

そのために仏の教えがあるという感じですね。

仏教では、この蓮の花がよく使われます。

仏教を象徴する花ですね。

それは、泥の中から芽を出し、
泥を養分として成長し、
水面に見事な大輪を咲かせるその姿が、
とても象徴的だからです。

人の世もまた、水面下ではドロドロしたものが
たくさん蠢いています。

それは、現実社会もそうですし、
自分の心もそうです。

そのドロドロした状態の心を見ながら、
それを養分にするということが、必要です。

そして、それをもって開花しています。

空海の言う『仏の心は満月』というのは、
満ちている状態。

仏は常に満ちているという感じですね。

僕も満月の意味の『望月』という名字ですので、
満月という言葉には反応しますが、

人の心は、満ち欠けを繰り返します。

ずっと満月というのは、なかなか難しいですよね。

満月になるのは、地球(現世)の陰から外れた時です。

陰った心の原因を見て、その曇りを取れば
満月に戻っていきます。

それは、ドロドロとしたものを避けずに
どうしたら養分になるのかを見にいって、

その泥の中から開花させる種を見出すことです。

蓮の種はとても硬く、でも長生きです。

2000年前の地層から取り出した種を
昭和26年に植物学者の大賀先生が、外皮を削り大切に育てました。

その結果、2000年前の古代のハスが花開きました。

今では、大賀ハスとして全国に株分けされて
美しい花を咲かせています。

種は種のままだと、ずっと残ります。
蕾もまた硬く閉じたままです。

ドロドロした感情を養分にするという、
心の使い方を学ぶと、
開花していき、満ち足りた満月(仏の心)へと戻すことが
できていきます。

これは、日々の日常で行う心の訓練にもなることです。

よくやってしまうのは、
そのドロドロの感情を人のせいにして、
無かったことのしてしまうことです。

それは、曇りを取り除くどころか、
より雲を濃くして、欠けた心模様を色濃くしてしまいます。

現象から、教訓を導き出し、
種を開花させて行くことへとチャレンジすることが
仏の心の状態へと近づくことになります。

それは幸福な時間を増やすことにもなりますね。

まーなかなか難しいのが『人の心』ですが、
ドロドロこそがキッカケで養分となること、、

そこを取り組んでいくことが、大切ですね。

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『マインドタイプ占星学』

(*占星学は人の集合的無意識を、
星の動きと関連付けて観る学術です。

マインドタイプのルーツの一つでもあります。
2週間に一度、意識の調整のヒントにしてみて下さい)

●5月1日 牡牛座の新月
『モ~~最高!な現実』

・牡牛座のテーマは
『現実、一貫性、継続、ラグジュアリー』

・マインドタイプ:考型エネルギー

・マインドキャラクター分析では、
『科学者』のエネルギー領域です。

どうあっても今の現実を直視して
これからどう生きるのか、
何を望むのかを見て行く期間です。

最高の現実を創り上げていきたいですね。

次回5月16日は蠍座の満月ということで、
テーマは『融合していく時代』です。

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それでは、今号もお読みいただきまして
ありがとうございました。

望月直也

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