自由意志はあるのか?

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こんにちは!

心理哲学の望月です。

本日は、
『自由意志はあるのか?』
というテーマでお送りします。

——————————-
●人は自由じゃない?!
——————————-

哲学の一派には、
『自由意志は幻想だ』と考える
ところがあります。

人間に自由意志はなく、

遺伝子に操られていたり、
過去の記憶に翻弄されていたり、
脳の状態に振り回されていたりと、

いろんな要因が常に動き、
本当の自由の中から意思決定などできない
という考えです。

確かに、その側面はあります。

もっと言えば、
魂レベルで生きたい方向もあって、
全くの空白から意思が立つ訳ではないです。

ですが、その意思というのは、
現実的な行動に結びつきます。

その時、「あ、失敗したな」と感じることがあれば、
改善し「次はこうしよう」と
決め直すことができます。

僕の考えでは、

遺伝子にしろ、過去の記憶にしろ、
脳がアドレナリンを出して興奮しているなど、
人は、様々な内的な影響を常に受け続けています。

その意味では、全くの自由ではないと言えるでしょう。

また、外界と自分の行動との摩擦によって
いろんなことが起こります。

内的なものばかりか、外的な影響も常に受け続け、
いろんな要素が自分の中に取り込まれます。

その中での選び方が、
「まー仕方ないか~」
「無難にこれにしとこうか~」
「ま、これで我慢しておこう」というような、

自分が納得もせず、自分を我慢させるような決め方は、
『選ばされている』状態になります。

これは、全くもって自由意志ではありません。

全ての材料を持って、何を選択するのか。。

「これがいい!」「これに決めた!」
「よし!これをしていこう!」
というような、清々しい気持ちで選ぶことが常にできます。

ここにこそ、僕は自由意志が存在すると考えています。

フランクルが『夜と霧』の中でも言っているように、

どんなに悲惨な状況であっても、
全てを奪われたとしても、
自分がどういう人間としてどう振る舞うのかは選べる

その意思を発現し行動する自由だけは、誰にも奪えません。

ここにこそ、自由意志が存在すると思います。

周囲のせい、状況のせい、時代のせいにして、
『自分は悪くない』という
心の守り方をするのは普通のことですが、

それは同時に、自由意志を奪われます。

今の状況はどうあれ、『じゃーどうする?』と
自分に問うた時、初めて自由意志は発現します。

この意思の立ち方が、
人生の進みと幸福度に大きく関係してくると
思ってます。
(^^)/

本日は、『自由意志はあるのか?』
ということについてお送りしました。

僕たちは、外的にも内的にも
さまざまな影響を受け続けています。

その中で、自分が「こうしたい!」という
完全に清々しい意志に立つことが
とても大切だと考えます。

その意思の立ち方が、『心の整える』ということで、
整心学でお伝えしていることでもあるんですね。

そんな複雑な自分を理解したいと思いませんか?
(^^)

それでは、どうぞ本日も
素敵な一日をお過ごしくださいませ~!

“どのような状況になろうとも
人間にはひとつだけ自由が残されている。
それはどう行動するかだ。”
(ヴィクトール・フランクル:心理学者)

お読みいただきまして
ありがとうございました。

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