こんにちは！

マインドタイプの望月です。

本日は、
『子供が「なんで？」と問う意味！』
というテーマでお送りします。

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●子供の発達
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子供ってよく「なんで？」と
聞いてきますね。

「なんで川って水が流れてるの？
ねーなんで？」

こんな質問に対してどう答えるでしょうか？

心理学者ジャン・ピアジェは
子供の発達段階について研究した一人ですが、

ピアジェの視点が面白いので紹介したいと思います。

例えば、川の水が流れる理由について、

大人でも、
「水はきっと動きたいんだね～」
など適度なファンタジーで答える場合と、

「水は高いところから低いところへ
重力によって引っ張られるから、動きが出る、、
で、重力というのは、、、」

と、科学的な視点で答える場合があると思います。

それは、その子の年齢や理解度に合わせた
答えでもありますね。

ピアジェはその発達段階において、

子供が「なんで？」と問うのは、
森羅万象にはそうしたいという意思があって、
『その意思を知りたい』と感じていると述べています。

でも、成長につれて、
森羅万象には、“高いところから低いところへ水が流れる”
というような因果関係が
存在してくることがわかってきて、

ある時期からの「なんで？」は
この因果関係を知りたい「なんで？」に変わるといいます。

これを聞いた時に、大人の男女の会話を
イメージしました。

女性が「なんでそんなことしたの？」と尋ねるのに対して、

男性は「いや、こうで、こうなったから、
そうしたんだ」と因果関係を説明しだします。

でも女性は「そんなことは聞いていない！」と
不機嫌になる、、、

女性は、なんでそうしたのかという
『相手の意思を聞きたい』のですね。

このように、大人の会話であっても
「なんで？」という問いに対して、

因果関係を聞いているのか、
意思を聞いているのかで、

コミュニケーションの世界がまるで違うことに
なるわけです。

副代表のえつ子さんは、
とにかく人の意志を聞きます。

「本当はどうしたいのか」をとても大切にしています。

そんな中で、例えば会社運営についての話し合いで
よく会話にでるのは、

「こうで、こうなったから、こうしようと思う」
と僕が因果関係を軸に話をすると、

「それは事象が先にあって、
仕方ないからそうすると聞こえる、、
もっちさんはどうしたいのですか？」

と、こんな感じのことがよくあります。

仕方なく、、ではどうしたってエネルギーが半減します。

でも、「こうしたいから、こうする」と意志がはっきりすると
エネルギーが乗ります。
（ちなみに意思とここでの意志は使い分けてます。）

こういったことを踏まえると、
子供の頃の、森羅万象に意思を見ていた純粋さは、

大人になり関係性の中で生きる上で、
自分を意志を立たせる純粋さと
関連してくるように思います。

子供のなんで？に真摯に向き合える人ほど、
大人になっても純粋さを失ってないし、

意思を明確に、意志を示して進んでいける、、
ということかもしれませんね。
(^^)

本日は『子供が「なんで？」と問う意味！』
というテーマでお送りしました。

ほんと、この「なんで？」は、
コミュニケーションの真髄に
関連することだと僕は感じます。

丁寧に、相手のなんで？を
聞き入れていきたいですね。

(^^)/

“教育の目標は、新しい事柄を成し得る能力を持った人間を創造することだ”
（ジャン・ピアジェ：心理学者）

お読みいただきまして
ありがとうございました。
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