こんにちは~もっちです。
本日はマインドタイプのお話しで、
『達人』になるためには?というテーマでお送りします。
マインドキャラクター分析には、
稀に考型と感型を両方高めてきたという人がいます。
このタイプが『達人・マスター』のキャラクターを持つ人です。
考型は考えるタイプ、
感型は、感じるタイプなので、両タイプは相反する作用があります。
ですから、かなりの努力家でなければ
両方を高めることは難しいんです。
人が物事を考える時の脳の動きには、
二つの作用があります。
一つは、アルゴリズム
もう一つが、ヒューリスティクスと呼ばれるものです。
アルゴリズムは、物事をひとつひとつ順を追って
積み上げながら考えるもので、
もう一つが、直感的飛躍で生み出されるものです。
例えば、お医者さんに
『お腹が痛いんです。』と言うと、、
経験豊富なお年を召した白髪の先生は、
ちょっと見ただけで、
『あ~風邪が原因ですね~たいしたことないよ』と
すぐに判断できます。
一方、新人の研修医ですと、
色んな検査の末、
ようやく『ただの風邪っぽいです。』と結論を出します。
もちろんどちらが達人かといえば、
白髪の先生ですよね。
ヒューリスティクスとは、この先生のように
ちょっと見ただけで、一気に答えに飛躍することを言います。
一方の研修医のように
ひとつひとつ検査しながら検証していくことがアルゴリズムです。
ひとは、日常的にこの二つの思考法を使っています。
研修医もアルゴリズムを繰り返すことで、
ヒューリスティクスに至れる脳の回路が出来上がっていきます。
マインドタイプでいえば、
考型が得意なのが、アルゴリズムです。
感型が得意なのが、ヒューリスティクス。
ですが、アルゴリズム的土台の無いヒューリスティクスは
たんなる直感で、
これはギャンブルです。
人の直感は、ある程度のアルゴリズムの上に起こりますが、
このアルゴリズムの土台が弱いと、ギャンブルになります。
最近では、ラグビーの五郎丸選手のポーズが話題になっていますが、
ルーティンと呼ばれるあの動作は、
全てを一個一個検証していった結果、
五郎丸選手の中で、現時点で最高のパフォーマンスをだせるからやっているのであって、
他の人が、あのポーズをしたからといって良い結果になるわけではありません。
あのルーティンをこなすことで、
脳回路ではヒューリスティクスが起こり、
一瞬にして最高のパフォーマンスになるための情報を引き出します。
自分の中の
『考』と『感』を高めていくことでより達人に近づいて行けます。
それはライフワークを発展させて、
ファンを喜ばせることに繋がっていきます。
ライフワークには、この達人の道が欠かせないと思うんですよね。
本日もお読みいただきまして
ありがとうございました。
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