こんにちは！

潜在意識から人生を創るための『心の教育』
マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、『天人合一と佐久間象山』
というテーマでお送りしていきます。
(^^)/

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●西洋の理性、東洋の感性
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新時代というワードをよく出していますが、
過去に日本がガラッと変わった『明治維新』は、
時代の変化において特に象徴的な出来事です。

その時代に活躍した人に大きな影響を与えた人物として、
吉田松陰がいます。

吉田松陰は『松下村塾』を開いて、
高杉晋作、久坂玄瑞、初代内閣総理大臣になった伊藤博文など
多くの偉人を輩出しました。

そんな吉田松陰の先生が佐久間象山です。

佐久間象山が開いていた塾は『象山書院』と言い、
そこには吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬など
まさに明治維新で時代を変えた思想家達が集っていました。

ただ、佐久間象山があまり話題にならないのは、
奇抜な感じが大いにあって、
なかなか掴みにくい人物像だったからです。

僕の印象では、超がつく勇型です。

派手に西洋にかぶれたり、ホラ吹きと言われるほど
大胆な物言いで、見た目にも威圧感のある人だったようです。

ペーリー来航時には、接見した幕府側の人間の中で
唯一ペリー提督が目が合った瞬間“思わず会釈してしまった”
という逸話があるほどです。

黒船で乗りつけた自信満々のペリー提督を
ビビらせるほどの威圧感を発していたのでしょう。

そんな奇抜すぎる先生なので、
弟子達からもホラ吹き呼ばわりされる
なかなか捉えどころのない人でした。

ですが、そこで学んだ人たちが大いに活躍したのは
間違いありません。

そんな佐久間象山が提唱していたのが、
儒学を基にした朱子学とオランダ蘭学の融合でした。

東洋思想と西洋思想の融合です。

東洋思想、特に中国の思想の大本には『天人合一』という
考え方があります。

『天の理りは、人の理りと同じ』ということです。

これは西洋思想にもあり、
『マクロコスモスとミクロコスモスの対応』と言われることは、
紀元前からある考え方です。

これを表したものでは、今の生活で一番身近なものが『占い』です。

西洋、東洋ともに
自然や宇宙と人との対応を科学してきました。

このような同じ出発点から、
実は西洋と東洋は向きを変えていきます。

西洋は、外界に目を向けて、
理性によって、物事を細分化して考えていくことをしました。
科学的であり、男性性のエネルギーに向かった感じです。

一方東洋は、内側に目を向けて、
感性的、道徳的、女性性を軸にした方向性で哲学していきました。

佐久間象山はこれを融合させようとしていました。

このバランス感覚を学んだ人が、
僕は後に時代を担う人へと成長できたのだと感じています。

そして、マインドタイプ心理学もまた、
この東洋と西洋、男性性と女性性、陰と陽の
融合とバランス感覚を掴んでもらえるものとして
作り込んでいます。

佐久間象山の塾生達のように、
マインドタイプ心理学が、これからの時代を活躍する人の力に
なれたら嬉しく思います。(^^)

本日は、
『天人合一と佐久間象山』
ということで、
時代の節目に影響を与えた人物と
その思想を見ていきました。

マインドタイプで両軸のバランス感覚を
学んでいただけたら嬉しいです！
(^^)/

本日もお読みいただきまして
ありがとうございました。

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