こんにちは!
マインドタイプの望月です。
本日は、
『ルサンチマン的あり方では幸福に至れない!?』
というテーマでお送りします。
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●弱者・強者
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『ルサンチマン』とは、特に哲学者ニーチェが用いた言葉で、
弱者が強者に対して、恨み、妬み、嫉み(そねみ)などの
感情を抱くことや、
そのネガティブ感情のことを指します。
世界は、ここからいろんな意味で二極化していくでしょう。
その最たるものは、資産です。
資産がどんどん目減りする人と、
どんどん増える人の差が大きくなります。
ほんと、これ僕が実際目の当たりしていることで、
数年前まで普通のおじいちゃん、おばあちゃんだったみんなが
あっという間に8桁、9桁のお金を手にしています。
何をしたかって、何もしていない、、
言ってみれば、ご縁で投資をしただけです。
資本主義の社会におけるお金の流通は、
誰にも平等に満遍なく行き渡るようなものではなく、
むしろ局所的に集まるようになってきて、
これがまた時代のスピードが速いので、
移り変わりも激しいのですね。
でも、お金は幸せの部分的要素であって、
幸せそのものではないです。
そういった二極化の世の中では、ルサンチマン的感情で
心を悩ませることも多いでしょう。
ルサンチマンの出どころは、自分を弱者とするところが
発端です。
そしてその心の方向性は、2つに分かれていきます。
一方は、
「あの人は恵まれているけど、きっとだめな人間だ。
それに比べて、私は真面目に一生懸命頑張ってる。
だから私の方が素晴らしい」
と、自分の心を守るように働きかけます。
無理矢理、自分を強者に転換させようとするのですね。
もう一方は、
「それは不当だ!どうにかしろ!」
と、叫び倒していきます。
こんなことを言う人の近くには寄りたくないので、
人は離れます。
前者は内的に孤独に向かい、後者は外的に孤独に向かい、
余計にルサンチマンを深めてしまいます。
出どころが、自分を他と比べて弱者にしてしまうから、
心理的に起こることなのですが、
『じゃー人と比べなかったらいいじゃん』と言う意見が
出ると思います。
まさしく、そうなってくるのですが、
そのためには、『自分自身が在る=自己実現』の状態でないと
なりません。
でないと、どうしても比較してしまうのですね。
自分自身が自分としてある状態とは、
唯一無二の存在として自分が自分自身を認めているので、
もう他と比べようがないのです。
ここに至れてこそ、比べることから逃れます。
僕が起業した理由の一つに、
『同僚と給料の額を比べてしまう自分がとても嫌だった』
ということがあります。
どうしてもお金は数値で見える分かりやすい評価になりますからね。
そんな評価の無い、自分自身で自分の価値を付けられる
そんな生き方がしたいと思っていましたね。
自己実現の道も、もちろん周囲を無視することなく
比較の視点は生まれますが、
それは自分の現在地を知るための一つの情報であり、
ルサンチマンの感情は自然と抱かなくなります。
強者への恨み、妬み、嫉みの感情=ルサンチマン
僕は、自分の人生に、その感情はいらないと思ったんですよねー。
(^^)
本日は、『ルサンチマン的あり方では幸福に至れない!?』
ということで、お送りしました。
もちろん、ルサンチマンは革命の動機にもなりますので、
一概にこの感情が悪いと言いたい訳ではありません。
気付きの良いきっかけになりますし、
人間として、完全に無くなることでもないですからね。
ただ、孤独に陥っていくようなら考えものですし、
幸せには至れないと思う訳ですね~。
(^^)/
“悪とはなにか?弱さから湧き出るすべてのものだ”
(ニーチェ:哲学者)
↓感情も見れるようになる、心の学び♪
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本日もお読みいただきましてありがとうございました。
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