スピリチュアルは生きる力を奪う?!

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日は、
『スピリチュアルは生きる力を奪う?!』
というテーマでお送りします。

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●ブーバー
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宗教哲学者のマルティン・ブーバーが提唱した
『我=汝(なんじ)』『我=それ』という
自分と世界との接し方について、
コミュニケーションクラスの中で扱っています。

簡単に言うと、
自分(我)は、対象を『それ』という物扱いしているのか、
それとも『汝(なんじ)』と人扱いしているのか
と言う問いです。

例えば、目の前のスプーンを『それ』として見るのと
『汝は・・』として見るのとでは、
モノとのコミュニケーションの質が変わります。

モノでも、会話できるほどの気持ちの込め方が出来る
というのがブーバーの感じたことです。

もっと言えば、『人をあなたの都合で、もの扱いしていませんか?』
という、コミュニケーションにおいてとても重要な
基本スタンスを教えてくれます。

そんなブーバーは神秘主義、、今でいうスピリチュアルに
のめり込んで研究していた時がありました。

瞑想したり、ひたすらクルクル回るなど、色々なやり方はありますが、
ある一定の意識状態を作ると、
神と一体になれるような神秘体験ができます。

経験した人は体感があるかもしれませんが、
ふわっとした感じで心地よく、ぼんやりした感じになります。

それは、今、この瞬間では恐怖から解放された
純粋な至高体験とも言えます。

ブーバーはこの神秘主義にのめり込んでいましたが、
決別する出来事がありました。

それは、第一次世界大戦時代、
ある青年が『生きる』ということについて
ブーバーを訪ねてきた時がありました。

この青年が、その後戦死してしまいます。

青年が訪ねてきた時、ブーバーは神秘体験後だったので
生きることに臨場感が無く、

「もし、もっと自分が『全身全霊を掛けて生きる』という
模範的な人物であり、
ふわっとした状態で聴くのではなく、もっと全身全霊で
彼の話を聞いていたのであれば、

生きることへの強さや貪欲さを伝えられ、
彼は死ぬことはなかったのではないか、、」

と考え、神秘主義と訣別をしました。

その後、全身全霊で聞くということを大切にし、
『対話(コミュニケーション)』の大切さを探究しました。

その一つが、『我=汝』として常に接するという
対話における大切なあり方です。

僕も同じような体験として、
『あるクライアントさんの死』という話をカウンセラークラスで
話しています。

ここでは内容はお伝えしませんが、
ある女性の死が僕のカウンセリングに対するスタンスを変え、
全身全霊で取り組める手法を生み出すこととなりました。

スピリチュアルは大切な教えがある一方で、
今を生きる臨場感を奪うことにもなります。

僕は、その重要な部分と、反作用な部分を
踏まえてマインドタイプ心理学と、
カウンセラークラスを作りました。

未来を見据えて、
『もっとこうなりたい!』と願う意識、
それが生きる臨場感をもたらすでしょう。

マインドタイプ心理学は、
そんな『自分の生き方と幸福を哲学する場』として
ありたいと思います。
(^^)

本日は、
『スピリチュアルは生きる力を奪う?!』
というテーマでお送りしました。

スピリチュアルは、自分を超えるための教えがあります。
一方で、現実を離れてしまうことにもなります。

逆に現実主義は、個人の力でどうにかしようともがき、
絶望し諦めを生みます。
一方でより臨場感を持って生きることができます。

この両方の良い部分を融合させて、
自分の人生に役立てられるように、

マインドタイプ心理学という知識体系を作っていきます。

“一人一人がいまだかつて存在したことのない唯一無二の存在である。
それはつまりあなたにしか果たせないことがこの世にはあるということだ。”
(マルティン・ブーバー:哲学者)

本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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