過去の記憶は事実より感情!

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こんにちは!

本当の人生に目覚める『心の教育』
マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、『過去の記憶は事実より感情!』
というテーマでお送りしていきます。

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●記憶の研究
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記憶ってかなり曖昧だという研究があります。

トラウマ(心的外傷)の研究で、
アメリカ9.11テロの後、1年後、2年後、3年後と
当時のことを同じ人に同じように聞いていき、
どのくらいの差があるのかについての研究です。

それが、3年も経つとかなり記憶の変化が見られ
全く違うことを、自信を持ってはっきりとした口調で
語るのだそうです。

考えてみれば、僕らの細胞は常に生まれ変わっています。

生化学的にみれば、記憶とは
ニューロンのネットワークされた形です。

認知心理学でも、ゲシュタルトという言葉で表されますが、
物事を塊として捉えるのが人間お仕組みです。

例えば、
『立』『木』『見』=『親』
このそれぞれ部分を記憶するわけではなく、
塊である『親』の一文字をぼんやり記憶しているという感じ。

このように、部分の集合が、
ネットワーク化されることで記憶されています。

ですが、その記憶も情報量が多いものだと
どんどん変化してしまうというのが、
この研究で分かることです。

記憶は、増えるし、消えるし、変わるしで
事実からはかけ離れていきます。

これは、ネットワークがどんどん変化している
ということでもあります。

記憶というと、何となく引き出しがあって
ずっと閉まってあるようなイメージがあるかもしれませんが、

厳密には、その瞬間瞬間の『状態』という感じです。

ですから、事実はどうあれ、
『今、何をどう感じているか』の方が重要です。

過去をフィードバックさせている今の自分が
何をどう感じていて、どうしたいと思うのか、、

この辺り、掘り下げていくと
本当に自分の深い部分へ入っていくことになるのですが、

そこから見えてくることは、
自分の人生における本質的な部分です。

過去のことをよく何度も愚痴っぽく話す人もいますが、
結局、それを持ち出して何をどうしたいのかまで
見ていけるといいですね。
(^^)/

まーこの辺は、自分の人生を進める気があるなら
とても大切な気づきにつながるところですが、

その気がない人にとっては、
過去の記憶で感情遊びをして暇つぶしをしているようなものです。

人の相談に乗る時は、この辺りまで見ていけると
自分の心も振り回されずにすみます。

本日は、『過去の記憶は事実より感情!』ということで、

記憶の変化と、本質は今どう思っているかの
感情についてお送りしました。

“過去の出来事の記憶は、
必ずしもあったままの形で留まっているとは限らない。”
(作家:マルセル・プルースト)

本日もお読みいただきまして
ありがとうございました。

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