奥さんのライフワークはエレクトーンです。

ですが、出会った当時は普通のOLさんでした。

今思えば、僕がカウンセリングやコンサルをして、
その人らしさが輝くサポートに喜びを感じることを
最初に教えてくれたのが奥さんでした。

好きなことをやることで、
面白いシンクロニシティがどんどん起こるのを目の当たりにさせてもらっています。

彼女は静岡では有名な音楽教室でも講師をしていますが、
そのいきさつが何とも面白いのです。

１０年ほど前になりますが、
当時僕も普通のサラリーマンでした。

奥さんは趣味でエレクトーンをやっていましたが、
愚痴の多い普通のOLさんでした。

「エレクトーンを仕事に出来たらいいな～でも、自分なんかが出来るわけない・・・
音楽系の学校も出てないし・・・」
こんな想いを持っていることを感じていたので、
僕は取りあえず、教えられる資格まで取るように勧めました。

そしてそのグレード（資格）を取得した時に、
奥さんは「もうなんでもいいからエレクトーンに携わる仕事をしたい」と強く決めていました。

その時、ちょうど楽器販売店の方でエレクトーン専属の販売員のアルバイトの募集があり、
講師資格のために通っていた先生から推薦のお話しがきました。

社員として働いていたので、アルバイトになるということには
葛藤があったと思いますが、
「やりたいなら、やるべきでしょ」と言ったら、数日後には採用されていました。

そして、仕事の切り替え時期が数か月ほどあったのですが、

実はその間に、楽器専属のアルバイトを雇うということを推進をしていた人が
突然辞めてしまいました。
結果、エレクトーン専属の人の採用が無くなってしまったのです。

奥さんは宙ぶらりんの状態で、楽器店側も
『この人採用しちゃったけど、どうしよう？？会社も辞めちゃったみたいだしｗ』的な状態になっていました。

そこで、楽器店側は、『CDや本の販売員として働くか、ちょうどエレクトーン講師が一人足りなくなったから講師をやるか』を聞いてきたのです。

もちろん講師は音大や短大を出ている人ばかり、奥さんは商業高校卒です
正規ルートで申し込みしては、なかなか採用されない狭い門でした。

もちろん奥さんは講師を選びました。
資格を取っていなければない話でした。

そして、有名な音楽教室で講師をしているという肩書が出来たので、
色んな人とコラボレーションしたり、パーティでの生演奏の依頼がきたり、、、

今では、一人でコンサートを企画したり、
CDを制作したり、
昨年からは自宅でも教室を開き、毎日エレクトーンライフを満喫しています。

ちなみに、彼女のCDジャケットやチラシは僕のデザインですし、
たまにコンサルとしてもバックアップしています。

昨日のコンサートでは、僕は子守で会場外にいましたが、
最後に双子もお花を届ける役として登場して、
最後の曲だけ子供達と一緒に聞きました。

とっても素敵な背中を子供達に見せてくれてるなーと
うれしくなりました。

好きなことをやると、みんなハッピーになるというお手本を
隣りで見せてくれる大切なパートナーですね～。

本日もお読み下さいまして
ありがとうございます。

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