西洋哲学と東洋哲学の違いとは?!

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こんにちは!

本当の自分の人生を創りだす『心の教育』、
マインドタイプ心理学の望月です。

先日は、台風の影響での停電が、
夜の8時まで続きました。

今回ほどの長い停電は、初めての経験じゃないかな~。

ロウソクの灯りでご飯を食べたりして、
電気のありがたみを体感しました~!

そんな中、パソコンも使えなくなったので
本を読んでいたのですが、

仏教系の本から、
本日のメールクラスは、
『西洋哲学と東洋哲学の違いとは?!』
というテーマでお送りします。

——————————-
●外と内、言葉と体感
——————————-

西洋哲学は、『この世界の真理とは?』ということを
求めて、いろいろな学問を生み出してきました。

その時代の天才が理論を組み立てて発表し、
次の時代の天才がそれを打ち崩して
さらに洗練させていくということで成長してきた
長い歴史があります。

西洋の哲学は、言ってみれば連続ドラマのごとく、
繋がってきています。

ですから、いきなり『この哲学者が気になる~』と言って
読みだしたとしても、
意味がよくわからなかったりします。

それは、ドラマの10話からいきなり見出す様なもので、
前提のお話が入ってないことが原因です。
特に言葉の使い方が結構意味不明になったりします。

一方、東洋哲学は逆で、
『真理を得た!』という人がいきなり出てきてしまいます。

これは、いきなり最終回が語られるようなものです。

で、『え?マジっすか?僕にも教えてください』と言って
その人のもとに集っていくという構図から
宗教的な形になっていきます。

一番大きいのはお釈迦さんの仏教。
孔子の儒教、老子荘子の道教などが主なところです。

しかも、この“真理の追い求め方”が、
西洋と東洋では全く逆になります。

西洋は外に真理を求めます。
世界の様々な仕組みを解き明かしていくということから、
派生して科学が生まれ、
今の様々な学問にまで発展してきました。

一方東洋哲学は、内に真理を求めました。

その根底となるものが、
『梵我一如(ぼんがいちにょ)』という言葉で表されるインド哲学の言葉です。

これは、
『この世を成り立たせる原理(梵=ブラフマン)と
自分を成り立たせる原理(我=アートマン)が、
実は一緒なんだよ(一如)』ということを表しています。

『全ては一つなんだ』とか、スピリチュアルの世界では『ワンネス』なんて
言葉で表したりしてますが、

簡単にいうと、自分の魂と宇宙は同じことなんだと言っています。

そして東洋哲学は、その真理に至るためには、
どんなに言葉で説明しても難しくて『体感するしかない』と言います。

西洋は言葉と論理を重んじますが、
東洋は体感を重んじます。

このまるで違う考え方の方向がとても面白いです。

マインドタイプ的に言えば、
西洋は考型的な方法論で、
東洋は感型的な方法論で真理に至ろうという試みを
しているんですね。

もちろん、その真理だという場所がマインドタイプの中心、『センター』です。

僕の考え方も、センターは個人的な魂であり、
宇宙的なものでもあるという捉え方をしています。

そして、このセンターが僕自身、
まだうまく説明できない領域だったりします。

東洋哲学が言う『体感が大切』だということとは、

例えば、
薄暗い路地裏に『毒蛇がいる』という噂があったとします。

確かに太くて長くて黒っぽいものがうっすら見えています。

そこにある勇敢な人が見に行ってきて
「あれ、蛇じゃなかった。ただのロープだった。
だいたい蛇の習性としてあんなところにはいないんだよ。
いいかい、蛇という生き物は・・・・・」
と延々論理的に解説してくれたとします。

そして自分も、「なるほど、そうりゃそうだ。蛇じゃないんだ!」
と納得しました。

そこで、「じゃー大丈夫だよね。行ってきて」と
ドンと背中を押された時、

ちょっとでもビビって、足がすくんだとしたら、

「え~やっぱりわかってないじゃん。もう一回説明する?」と
言われたところで、
頭では理解していても、本当のところではいつまでも分からないわけです。

ここは、行って確かめて、自分で体感するしかない。

東洋哲学の言う、いわゆる『悟り』ということは、
まさに体感することからしか理解できないのですね。
(^^)/

この辺りのことを踏まえたのが、
マインドタイプのカウンセラークラスです。

4つのタイプをロジカルに説明するマイスタークラスまでは、
西洋哲学に重きを置いていますが、

カウンセラークラスは東洋哲学に重きを置いています。
ですから、少し宗教臭いスピリチュアルっぽいことまでも
取り入れていく必要があるんですね。

ですが、この感覚を持ってこそ、
僕は人の人生に寄り添うための土台を手に入れられると
考えていますし、まさにそれが体感で得たことでもあります。

今月は、カウンセラークラスの合宿が控えていますが、
ここで体感ベースでお伝えしていきたいと思ってます。
(^^)/

本日は、『西洋哲学と東洋哲学の違いとは?!』
ということで、
西洋は外への意識と論理(言葉)を重んじて、
東洋は内への意識と体感を重んじるということについて
お送りしました。

この辺りはカウンセラー以上の心の教育者には
結構重要なことが含まれていますので、
僕も伝え方を考えながら、共有していけたらと思っています。
(^^)

お読みいただきまして
ありがとうございました。

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