存在という不思議と奇跡

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こんにちは!
マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、
『存在という不思議と奇跡』
というテーマでお送りしていきます。
(^^)

——————————-
●“ある”という凄さ
——————————-

親子の繋がり、
特に親に対してよりも、
子に対して“存在の尊さ”を感じます。

人は肉体的には常に生まれ変わっています。
生物学的に言えば、殆どの臓器は1年で入れ替わり、
3年も経てば、それ以前の細胞は1個もないと言われています。

細胞レベルでは、3年前とは全くの別人に
なっています。

ですが、自分は引き継がれ、
同一性を認識し出来ていますね。

先日、久しぶりに自転車に乗りました。

前に乗ったのはいつか思い出せないぐらいなのですが、
やっぱり普通に乗れます。

当たり前ですけど、
一度感覚値として体感したものは、
もう忘れずに引き継がれていきます。

そうやって、色々蓄えた自分がいるのですが、

また隣にも、違うことを蓄えてきている人がいます。

そのまた隣にも。

繋がりを表す『ご縁』という言葉がありますが、

このご縁によって、偶然の中に必然を感じますね。

これが、子供という存在は
ものの見事に感じさせてくれます。

特に女性は感じると思いますが、

自分から、別の生命が生まれて、
それは愚然であるにも関わらず、当然のようにいる。

『この偶然いるってことは、いなくてもいい。
でもいるってことが、本当に奇跡のようなことじゃないか』

『だから、この“奇跡の存在”をそのまま
見ていきたいよね』

20世紀最大の哲学者といわれるマルティン・ハイデガーは
『存在と時間』でこんなことを言っていると感じます。
(まー難解すぎて、僕は講義の話をこう解釈いるだけですが)

“ある”という凄さです。

“ある”から“ない”が存在できるほど、
あることが重要です。

それを自分自身として見れば、

『自分としてある』ということは
本当にどういうことかという、問い
にもなります。

親は子供にどうあって欲しいと思っているのか、

それは自分自身に対しての願いかもしれませんね。
(^^)

本日は、『存在という不思議と奇跡』
というテーマで、
つらつらと書いてみました。

心の奥の自分という存在に
ノックするようなイメージで言葉にしましたので、

何となく、感じ取っていてただけたら嬉しいです。
(^^)/

“人は死から目を背けているうちは、自己の存在に気を遣えない。
死というものを自覚できるかどうかが、
自分の可能性を見つめて生きる生き方につながる”
(マルティン・ハイデガー:哲学者)

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