生暖かく見守るという姿勢

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

ゴールデンウィークは、
伊豆に一白、東京一泊、そして山中湖へと
あっという間に過ぎていきました。

まだ朝は肌寒い山中湖からお送りしていきます。

本日は、
『生暖かく見守るという姿勢』
というテーマでお送りします。

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●他人事
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カウンセラーによくありがちだと思うのが、
「あなたがそう決めたなら進んでね」と口で言いながら、
『でも、それ遠回りなんだけど・・』
と見えている時があります。

自分のことってよく分からないのですが、
他人のことってよく見えます。

それは、客観視ができるからですね。

よく僕が口にするのは、
『自分のことは、まるで本を目の前1センチの距離で見ているものだ』
ということです。

どこまで行っても、自分は距離が近過ぎて、
ぼやけて見えるし、目の前のことしか見えないし
自分がどの位置にいるのかも、俯瞰して見ることも難しいです。

例えば、先日双子ちゃんと東京の池袋に行ったのですが、
物凄い人混みで、、

でも、双子って二人でいる心強さもあって
二人だけでどんどん進んじゃうんですね。

僕の方が、見失って迷子になる危険性や
「もっとこう行動した方がよい」など
親としての思いが色々出てきます。

ただ、だからと言って自由な経験も
あまり制限したくない、、となると、
大きな事故になるようなことは事前に回避するように
話した後は、“生暖かく見守る”ことしかないです。

これ、『暖かく見守る』との違いとしては、
どちらかというと、危険性も伴ったことを知っている分、

心から喜んで応援するというよりは、
少し冷静であまり心地よくない空気感を含んだものとなります。

それが『生暖かく見守る』という感じですね。

カウンセリングでも、こういった場面ってよくあって
「一応その先ってこういう可能性もあるけど、、」
とは伝えていても、
相手は
「でもそれって分からないじゃないですか~」と
いう感じで、
自分の見ている現実が強いので、聞く余地がなくなることがあります。

これは感覚の話にもなりますが、
その時点で、心が整っていると、

セッションの場全体がいい感じの空気感に包まれますが、

そこに我慢や不安に蓋をした感じがあると、
無理感があって、いい感じが伝わってきません。

それを時間内に解けると心から未来に向かう心地よさが出て、
カウンセラー側も何も不安なこともなく
暖かく見守ることができますが、

ですが、そこまで行かないと、
もうあとは『生暖かく見守る』ことしかできません。

それって、どこかで大切なものを
置き去りにしていることにもなっていて、

それが抜け落ちた状態なので、
後で課題になるということにもなっていきます。

本当は、今そこに心の中だけで取り組めるのですが、
後回しにすると、

現実を巻き込んだ形でないと、気付けるポイントが
出てこないので、
その方向で進んでしまうのですね。

そこまできて、またセッションになれば
「取り組むタイミングが来ましたね~」
ということになることも多々あります。

この姿勢ってカウンセラーだけでなく
親や上司といった、相手を俯瞰して見ることがある人は
とても分かることだと思います。
(^^)

本日は『生暖かく見守るという姿勢』
というテーマでお送りしました。

親やカウンセラーとして、一応伝えておくけど、
後は本人次第で自由な選択と自由な行動を
応援できる姿勢で見守るってことが
何よりだと思います。

そんな感じで共に成長して行けたらいいですね。
(^^)/

“経験は最上の教師である。しかし、授業料は高くつく。”
(トーマス・カーライル:歴史学者)

お読みいただきまして
ありがとうございました。
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